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【日本代表】カタールW杯26人「当落」予想。残すは「4枠」? 湘南FW町野修斗が急浮上。浦和DF酒井宏樹ら右SB不安、横浜FM小池龍太が争いに食い込む[毎週更新]

「キリンチャレンジカップ2022」ブラジル代表戦で先発した日本代表のイレブン。写真提供:日本サッカー協会/(C)JFA

「当確」は14人。しかし大迫、酒井、冨安ら複数の選手がコンディションに不安を抱える。

 カタール・ワールドカップ(W杯)開幕まで、残り約3か月と迫った。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は国内組のみで臨んだ先月の東アジア選手権で韓国代表に完勝するなど2勝1分で優勝。森保一監督はその中から9月の“最終選考”となる欧州遠征に再び招集すると明言した。

 今回のカタールW杯の選手登録数は、コロナ禍に伴い、近年の23人から3人増加の26人に変更された。また5人交代制が採用される。

 すでにベルギーリーグが開幕を迎え、今週末にはイングランド・プレミアリーグ、ドイツ・ブンデスリーガなど5大リーグも2022-23シーズンに突入する。

 そうしたなか、現段階でのカタールW杯26人枠の“当選”予想を考察した。

 負傷などアクシデントがなければ招集確実な“当確”は14人。所属先での活躍によっては序列が変動するものの、現時点では招集ゾーンの“ほぼ確実”が8人。これで22人となる。事実上、残す「4枠」ほどを争う形になりそうだ。

 とはいえ、“当確”組では、大迫勇也(ヴィッセル神戸)、酒井宏樹(浦和レッズ)、冨安健洋(アーセナルFC)らコンディションに不安を抱える選手が複数いる。それだけに、E-1選手権優勝組の複数選手も、争いに食い込むチャンスを掴んだと言える。しかも、単に“食い込む”だけでなく、「川崎フロンターレライン、「横浜F・マリノスライン」など、戦力として十分期待できるのも強みだ。

 右サイドバックは、酒井が“当確”ではある。ただし5月3日に右足第5中足骨の手術を実施し、最近も負傷と復帰を繰り返す。センターバックの充実ぶりによっては、冨安健洋の右SB起用もあり得たが、アーセナルではプレシーズン中の復帰を果たせずにいる。山根視来は“ほぼ確実”で、菅原由勢、橋岡大樹も対抗に。さらには東アジアE-1選手権で活躍した小池龍太も候補に入ってきた。

 一方、長友はFC東京と日本代表で右SB起用が増えているものの、そのパフォーマンスからするとあくまでも右は“オプション”と言える印象である。ただそれでもW杯での起用を含め検討しているのか、森保監督の評価がやや読めないところ。

 前線は大迫勇也が“当確”だが、ヴィッセル神戸ではスーパーサブ的起用が続く。このままであればW杯でレギュラーを張り続けらるか微妙。一方、パラグアイ戦で得点を決めた浅野拓磨はVfLボーフムでも好調をキープしていて、現時点ではW杯グループステージ初戦ドイツ代表戦の先発有力候補に挙げられる。

 さらには、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、フランス1部昇格を果たしたオナイウ阿道(トゥールーズFC)、前田大然、古橋亨梧(いずれもセルティックFC)、そしてE-1選手権で結果を残した町野修斗(湘南ベルマーレ)、西村拓真(横浜F・マリノス)から、調子の良い選手が抜擢されそうだ。

 また。チームの勝利に徹することで、自らの特長も還元できる水沼宏太(横浜FM)も“大抜擢”候補に。

【日本代表カタールW杯 26人枠 “当落”予想】
◎…確実

14人
※ケガなどアクシデントがなければメンバー入り“確実”。

〇…ほぼ確実(有力)
8人
※実績では確実。所属先の実働によっては上にも下にも序列変更。

△…対抗
14人
※同じタイプの選手らと競っている状況。

▲…抜擢の可能性あり
18人

※上記選手にアクシデントなどあった際、今後の活躍によっては大抜擢も。

【GK】
◎権田修一
〇川島永嗣
〇シュミット・ダニエル
△谷晃生
△大迫敬介

▲鈴木彩艶
▲西川周作

【DF】
◎冨安健洋
◎吉田麻也
◎酒井宏樹
◎長友佑都
◎板倉滉
〇山根視来
△中山雄太
△伊藤洋輝

△谷口彰悟
△小池龍太

▲佐々木翔
▲小川諒也
▲植田直通
▲瀬古歩夢
▲菅原由勢
▲橋岡大樹
▲室屋成

▲中谷進之介
▲畠中槙之輔

【MF】
◎遠藤航
◎伊藤純也
◎守田英正
◎三笘薫
◎南野拓実

◎田中碧
〇原口元気
〇鎌田大地
〇堂安律
〇久保建英
〇柴崎岳
△旗手怜央

△藤田譲瑠チマ
△相馬勇紀
▲水沼宏太
▲岩田智輝
▲脇坂泰斗

▲橋本拳人

【FW】
◎大迫勇也
◎浅野拓磨
△前田大然
△古橋亨梧
△上田綺世
△オナイウ阿道

△町野修斗
▲西村拓真
▲細谷真大
▲武藤嘉紀

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