×

「やっと万全な体でサッカーができる」大迫勇也が復活2ゴール!神戸がG大阪に2-1逆転勝利

大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ガンバは降格圏17位に転落。ヴィッセル、13位に浮上。

[J1 30節] 神戸 2-1 G大阪/2022年9月18日19:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ30節、ヴィッセル神戸が戦列復帰を果たした大迫勇也の2ゴールでガンバ大阪に逆転勝利を収めて、暫定13位に浮上した。一方、G大阪は降格圏の17位に転落した。

 立ち上がりから互いに球際に厳しく行き、そこでミスも起こりショートカウンターが発動される展開に。

 パトリックがゴールネットを揺らしたが、直前にレアンドロ・ペレイラが完全にオフサイドポジションにいて競り勝っていたためオフサイドで認められず。そうしたチグハグな内容が続いたなか、G大阪が試合を動かす。55分、斎藤未月、黒川圭介、レアンドロ・ペレイラとつないで先制に成功した。

 しかし、そこから神戸が猛反撃。後半開始から投入された大迫にボールを集め、全体的に前へ仕掛ける。そして83分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経てのOFR(オン・フィールド・レビュー)で、微妙な判定ではあったものの、福田湧矢の不用意と言える武藤嘉紀への後方からのファウルでPKを獲得。これを大迫が決めて同点とする。

 さらに90+2分、小田裕太郎が倒されながらもドリブルで相手をはがして持ち込み、武藤を経由して、エースが咆哮の2点目!!  逆転に成功した。

 大迫は試合後のヒーローインタビューで、次のように喜びを語った。

「長い間ケガをして、やっと万全な体でサッカーができるので、これからチームの役に立てるようにもっと頑張りたいと思います」

「僕が前に入るからには起点になることと得点が常に求められ、点を取ろうとだけ考えていました。(ゴールシーンについて)ヨッチ(武藤)がいいプレーしてくれたので感謝しています。2点目もヨッチが僕のことを見ていてくれたので、2トップの関係で点が取れたと思います」

 FC東京戦に出場予定だったが試合前日に捻挫をして欠場したことも明かしていた。ただ、ここで格の違いを見せつける活躍を見せたエース大迫。このストライカーの活躍で、神戸が勢いを取り戻しそうだ。

 一方、対照的にG大阪では鈴木武蔵が迫力を欠き、自信を失っているようなプレーを続けていた。また最後はレアンドロ・ペレイラが苛ついて単独プレーに走るなど、負けパターンに陥った。

【注目記事】
【Jリーグ入場料収入 増減ランキング】1位は鳥栖2.5億円増!2位名古屋、3位浦和、4位FC東京…。松本10位、新潟12位、大宮13位、仙台14位と健闘

【湘南0-0浦和】ため息と猛抗議。主審が一旦待たせたCK、蹴る前に試合終了の笛

【日本代表】久保建英「FW起用」ソシエダ式4-4-2案。鎌田大地が“ダビド・シルバ役”、FW選択肢も豊富に。森保監督に推奨!【ケガ人情報反映】

Ads

Ads