南野拓実がモナコ初ゴール！熱い“MINAMINO”コールに応え、ユニフォームをファンにプレゼント。ランス伊東純也との日本人対決を制す

試合を決定づけるアシストも記録！ ランスは８試合中５試合目のレッドカードに。

[フランス１部 ８節]スタッド・ランス 0-3 モナコ ／2022年９月18日13:00（日本時間９月18日20:00）／スタッド・オーギュスト・デローヌ　

　フランス１部リーグ（リーグ・アン）８節、ASモナコの日本代表FW南野拓実がアウェーでのスタッド・ランス戦、1-0で迎えた65分から途中出場すると、87分に移籍後初ゴールを決めた。試合はさらに１点を追加したモナコが3-0で勝利を収めた。ランスの日本代表FW伊東純也は先発フル出場。

　そのワンプレーが試合の明暗を分けた――。22分、ランスのブラッドリー・ロッコがモナコのブレーノ・エンボロの後方から足を踏み、これが主審に危険なプレーとジャッジされて一発退場処分を受ける。これでランスが今季退場者を出したのは、リーグ８試合中５試合目だ。

　数的優位に立ったモナコは、ここから試合を支配。47分、アレクサンドル・ゴロビンがダイビングヘッドで合わせて先制点を奪う。

　そして65分、南野拓実、ジェルソン・マルティネスがゴロビン、マゲネス・アクリウシェと代わって投入される。

　リーグ２試合ぶりの出場となった日本代表の「10番」は87分、エンボロからのパスを受けてフリーで右サイドから相手の背後を突く。そして１対１になったGKの位置を見て、冷静にシュートを突き刺してみせた。

　３分後、今度は南野が左足でウィサム・ベン・イェデルに精度の高いパスを供給。試合を決定づける３点目をアシストした。

　イングランド・プレミアリーグのリバプールFCから今季完全移籍で加わり、注目を集めてきた南野がついに加入後初得点を含む１ゴール・１アシストの活躍。試合後には、“MINAMINO”コールがアウェーの地に駆け付けたサポーターから起こり、南野はその声援に応えたあと、スタジアムの最前列で応援していた少年にユニフォームをプレゼントした。

　一方、敗れたランスの伊東は再三にわたってドリブル突破からチャンスメイク。プレスも効いていて、敗れたもののパフォーマンスはチーム内では良かった。

　二人はこのあとアメリカ代表（23日）、エクアドル代表（27日）とキリンチャレンジカップ（ドイツ・デュッセルドルフ開催）で対戦する日本代表の活動に参戦する。

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