アルテタ監督「本当にハングリーで謙虚なチーム」。冨安健洋は終盤出場、アーセナルがトッテナムに3-1勝利でプレミアリーグ首位キープ
トッテナムのダビンソン・サンチェスと競り合うアーセナルの冨安健洋(左)。(Photo by Catherine Ivill/Getty Images)
「情熱と冷静さ」の勝利を強調。
[プレミアリーグ 8節] アーセナル 3-1 トッテナム/2022年10月1日12:30(日本時間20:30)/エミレーツ
イングランド・プレミアリーグ、アーセナルFCがトッテナム・ホットスパーFCに3-1で勝利を収め、首位をキープした。日本代表のDF冨安健洋は89分に最後の交代カードで、ベン・ホワイトと代わって投入された。
クラブ公式サイトによると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後の記者会見で、「本当に幸せです。グレートなパフォーマンス、グレートな1日、素晴らしい雰囲気のなかでプレーできました。このようにスペシャルな形で、チームとつながっている全ての人たちに心から感謝しています」と、ガナーズに関わる全ての人に感謝した。
インターナショナルマッチウィーク明けで、冨安を含め、多くの選手が代表活動から戻ってすぐ、このダービーを迎えた。
「戻ってきた選手たちからは、情熱を感じていました。彼らはしっかり準備できていて、すぐ集中していました。この試合に何がかかっているのか。それは勝点3だけでなく、それ以上の意味があったと思います。その情熱と冷静さの両方が必要な試合で、選手たちは見事にそれをやってのけてくれました」
リーグ戦の中の1試合。それ以上の“価値”があると、指揮官も選手も理解していた。そのうえでトッテナムのエメルソンがレッドカードを受けて退場となったなか、アーセナルは「情熱と冷静さ」を持って戦い切ったと称えた。
アルテタ監督は何より、選手たちの姿勢に感銘を受けている。
「(首位に立つが)もちろん、素晴らしい気分になります。でも、僕たちは試合に集中しています。本当にハングリーで謙虚なチームです。自分たちがどこにいるのか分かっています。まだ何者でもなく、改善すべき点はたくさんあります」
では「タイトル争い」を真剣に考えるのはいつか? そんな質問に指揮官は、「それは皆さんにお任せしますよ。私たちはまだスタート地点に立ったばかり。今この状態にとても満足していますし、かと言って全てをコントロールできないとも分かっていますから」と語る。このアーセナルが突き進む進化のサイクルの先、何が待っているかは、まだ誰にも分からない。
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