マクデブルク伊藤達哉が90+3分劇的同点ゴール!!しかし「不思議な感情」と語った理由
伊藤達哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「リスクをかけてでも、勇気をもって仕掛けていった」
[ブンデス2部 14節] マクデブルク 1-1 ハイデンハイム/2022年10月29日/MDCCアレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ2部14節、1.FCマクデブルクの伊藤達哉が1.FCハイデンハイム戦の90+3分、劇的な同点ゴールを決めた。これが移籍後今季初ゴールで、チームに貴重な1ポイントをもたらした。この日唯一のチームの枠内シュートでもあった。
伊藤は後半開始から右ウイングで出場。そして0-1で迎えた土壇場のアディショナルタイム、起死回生の一撃を決めてみせた。
『ビルド』によると、伊藤は試合後「不思議な感情です。もちろん嬉しいです、最後の最後に1ポイントを奪えたのですから。でも勝てませんでしたから。あそこまで深く守られると難しいです。ただ私は1対1が買われてここに来ているので、勇気をもって仕掛けていきました。ボールを持てばリスクをかけて攻撃することが求めらていました」と振り返った。
クリスティアン・ティッツ監督は「タツはトレーニングしていたように発揮してくれました」と称賛していた。
今季これまでリーグ13試合・1得点・1アシスト。最近は控えが続いていた。今週末6日は1ポイント上を行く1.FCニュルンベルクと対戦するが、日本代表にもこれまで選出されたアタッカー伊藤の先発復帰も期待される。
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