日本人初、鎌田大地がCL3試合連続ゴール!レーザー光線を顔に受けても動じずPK弾。フランクフルトがスポルティングに2-1逆転勝利でGS2位突破
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
CL初挑戦でベスト16進出。トッテナムが1位突破。
[CL GS6節] スポルティング 1-2 フランクフルト/2022年11月1日21:00(日本時間11月2日5:00)/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)6節、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトがポルトガル1部スポルティングCPに2-1の逆転勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が先発し、日本人初となるCL3試合連続ゴールを決めた。スポルティングの日本代表MF守田英正、フランクフルトの長谷部誠は、いずれも負傷により欠場している。
両チームともにポゼッションの主導権を握ろうと駆け引きが続くなか、ヌーノ・サントスを負傷で失ったスポルティングだったが、ブラジル人FWアルトゥール・ゴメスが得点を決める。
決勝トーナメント進出には勝利が必要なフランクフルトは次第に高い位置からプレスをかけて反撃。62分、鎌田が空中戦で競り合ったあと、ボールが相手の振り上げた手にあたり、ハンドのファウルでフランクフルトがPKを獲得する。
鎌田はゴール裏のスポルティングサポーターからレーザー光線のようなものを顔に受けながらも気にせず冷静沈着に、自らこのキックを蹴り込み、日本人初のCL3試合連続ゴールを達成してみせた。
この一撃で勢い付いたフランクフルトは72分、ランダル・コロ・ムアニが相手と競り合いながらボールを持ち込みハーフレーンを攻略。鮮やかなショットを突き刺す。アウェーチームが次第に運動量の落ちた相手を、あらゆる面で上回ってみせた。
フランクフルトは3勝1分2敗の勝点10。この日、90+5分のゴールでオリンピック・マルセイユに2-1で勝利したトッテナム・ホットスパーFCに続き、グループ2位に食い込み決勝トーナメントへコマを進めた。
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