【神戸】GK飯倉大樹が契約満了「僕の言動やプレーに皆さんハラハラドキドキされたと思います。たくさん応援していただき、本当に幸せでした」
神戸の飯倉大樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
2019年途中に加入、クラブ初タイトルの天皇杯制覇に貢献。
J1リーグのヴィッセル神戸は11月9日、GK飯倉大樹(IIKURA Hiroki)が2022シーズンで契約満了を迎え、新たに更新しないと発表した。
36歳の飯倉は2019年途中に横浜F・マリノスから加入し、同シーズンにクラブ初となる主要タイトルとなる天皇杯制覇に貢献。4シーズン目の今季はリーグ14試合に出場していた。
通算成績はJ1リーグ288試合、ルヴァンカップ41試合、天皇杯36試合、JFL26試合、ACL3試合出場。
飯倉はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「ヴィッセル神戸を愛する皆さん。お別れの挨拶をする時がきました。出会いの数だけ別れもあります。これは人生の法則です。
前置きは良いので、本題に入ります。
神戸に来て3年半が経ちました。皆さんは、僕の言動やプレーでハラハラドキドキされたと思います。そんな中、たくさん応援していただき、本当に幸せでした。
ヴィッセル神戸は、ワールドクラスの選手や日本代表の選手を多く揃え、日本サッカー界やファンを盛り上げるチームであります。素晴らしい選手とプレーし、タイトルを獲れたことを嬉しく思います。
また、僕はヴィッセルの『スタイル』をつくりたいと思い来ました。ファン、サポーターが見ていて楽しく、勝っても負けてもこれが「ヴィッセルだ」と言えるものをつくりたかった。常に勝ち続けるための『スタイル』をつくりたかった。
今までチームに対して求め、発言してきました。誰かが言わないと変わらないし、きっかけにもならない。だから僕は言い続けてきました。親父の小言はここまでです。
ヴィッセル神戸とファン、サポーター、一緒に戦った仲間が幸せであることを祈ってます。3年半ありがとうございました」
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