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「日本代表が勝って残念」共産党の中野区議会議員が炎上を受けて謝罪も、投稿は消さず。W杯日本代表、ドイツ戦を経て騒動に…

握手をかわすドイツ代表のリュディガーと日本代表の板倉滉(左)。(Photo by Stuart Franklin/Getty Images)

日本代表をあえて貶める言動に、同党の他の議員からもたしめられる。

 サッカー日本代表がドイツ代表から勝利を収めた翌11月24日、日本共産党から選出されている東京都中野区の羽鳥だいすけ区議会議員が自身のツイッター(@HatoriDaisuke)で、「日本とドイツのサッカー協会の差を見せつけられちゃうし、日本代表は勝っちゃうしで、残念というほかない」と投稿して波紋を広げた。応援する、しないは自由だが、「日本が勝って残念」と、あえて公言したスタンスに疑問が投げかけられた。

 同議員はこのあと、批判するツイートをスクリーンショットで撮影した画像とともに反論を展開する。あくまでも持論としたうえで「日本代表の戦いはすごいと思いますし、ものすごい努力をされたと思います。しかし、『日本代表を応援し、その勝利を喜んでいなければ日本人に非ず。そう考えてないなら黙っていろ』という空気の中で、『日本が勝ってよかった』とはとても思えません」と投稿。なぜ、いちいちそのような“勝って残念”という投稿をするのかと、まさに火に油を注ぐ形になった。

 するとその後、同議員はこの件について三度目のツイートを投稿。「多くの方からご指摘がありまして現在は以下のように思っています」として、「選手のみなさんは、努力を重ねフェアプレイで全力を尽くして戦ったわけで、その双方に対して敬意を払うことが政治に携わるものとして当たり前の態度でした。『日本代表が勝って残念』という言動は間違いでした。申し訳ありません」と謝罪した。

 同党の他の議員からも「勝って残念」と、あえて日本代表を貶める必要はないのではないかと指摘を受けていた。25日22時現在、いずれも投稿はそのまま掲載されていて、様々な反応が寄せられている。

 日本代表はグループステージ第2戦、11月27日の日本時間19時からコスタリカ代表と対戦する。

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