【移籍情報】バイエルンがハリー・ケイン獲得の噂を否定せず「キャリアで『優勝』を欲している」「マネの時より複雑」
トッテナムのケインとスポルティングの守田英正(左)。 (Photo by Octavio Passos/Getty Images)
ロナウド補強は完全否定も、イングランド代表FWには“含み”。
ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンがイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの来夏以降の獲得について検討している。バイエルンの最高経営責任者を務めるオリバー・カーンCEOが11月28日、『スカイ』の取材に対して獲得を否定しなかったことで、様々な憶測が広がっている。
ケインはこれまでも移籍の噂が取り沙汰され、最近ではマンチェスター・シティ行き目前まで迫りながら“スパーズ残留”を決断。ユースから戦ってきたトッテナムで生涯戦い続けることも選択肢に入っている。
一方、ケインの仲介人(仲介業者)を通じて、バイエルンに対して将来的な移籍の可能性についての打診があったということだ。
そんななかカーン氏はケインについて質問を受けると、「彼はとても優れた選手ですが、もちろん他にも多くの非常に素晴らしい選手がいます」とコメント。無難な答えだったわけだが、獲得について明確には否定しなかった。
とはいえ2024年夏までトッテナムと契約を結ぶケインは、移籍金が8000万ユーロ(113億円)以上と言われる。バイエルンがそこまでして獲得するのかは確かに不明ではある。
「私たちは非常に多くの選手(の情報)を扱っていますし、何より他のクラブと契約している選手について多くを話すのはよくありません。繰り返しになりますが、私たちには現在素晴らしい仕事をしている非常に優れたチームがあります」
カーン氏はそのように多少の含みを持たせている。
ケイン自身はキャリアで、ビッグタイトルの獲得を臨んでいるという。それが叶う可能性がある――としてバイエルンが浮上しているということだ。
もちろん現在のスパーズは、自慢のケインとソン・フンミン、さらにリシャルリソンが加わった最強アタッカー陣を武器に、目標であるタイトル獲得を実現させそうな雰囲気を醸し出しているが――。
同メディアのジャーナリストは、バイエルンが動くのであれば、リバプールFCのサディオ・マネを獲得した以上の難しいプロジェクトになるのは間違いないという。
一方、マンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)について、バイエルンは獲得を完全否定している。
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