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「ジャガー」が「殺し屋」に。日本代表FW浅野拓磨がボーフム合流、練習試合に出場へ。W杯ドイツ戦で決勝ゴール

カタールW杯ドイツ戦での日本代表FW浅野拓磨。 (Photo by Stuart Franklin/Getty Images)

レッチェ新監督のもと初めてプレーしたあとオフへ。

 カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表として、グループステージ初戦のドイツ代表戦(〇2-1)で決勝ゴールを決めたFW浅野拓磨が12月8日、所属先のドイツ・ブンデスリーガ1部VfLボーフムの練習に合流した。

 クラブが公式ツイッター(@VfLBochum1848eV)で、さっそく汗を流すジャガーの様子を写真とともに伝えている。浅野は内側側副靭帯損傷のためチームの活動から離脱していたため、9月22日に就任したトーマス・レッチュ監督のもとで、まだプレーしていなかった。

 このカタールW杯で改めてポテンシャルの高さを示しただけに、ボーフムでは貴重な戦力として期待が一段と高まっている。週末のカールスルーエSC戦などオフ前に組まれている2つのトレーニングマッチに、それぞれ45分ずつ出場することで、「合意している」(レッチェ監督)ということだ。そのあとオフに突入する。

 また『キッカー』は、ブンデスリーガ1部でこれまで61試合に出場して、「4ゴールしか決めていなかった」浅野がドイツ戦で逆転決勝ゴールを決めたことを少し恨み節に伝える。そのうえで、現在は「ジャーマンキラー」と、ドイツでは“殺し屋”の異名がつけられたと紹介している。

 ボーフムは現在リーグ戦、4勝1分10敗の勝点13で2部降格圏の17位に低迷する。来年1月21日のリーグ再開では、1ポイント差で15位のヘルタ・ベルリンとの大一番がいきなり組まれている。「殺し屋」の「ジャガー」浅野には、ここでチームを奮い立たせるゴールが求められる。

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