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【日本代表】久保建英が明かした“音楽係”の苦悩。カタールW杯の舞台裏、吉田や長友からの「タケ、チェンジ」

カタールW杯での久保建英。 (Photo by Stu Forster/Getty Images)

ジェネレーションギャップについて、「一つだけ、ちょっとありました」。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の久保建英(レアル・ソシエダ)がカタール・ワールドカップ(W杯)期間中、“音楽係”として困ったこととは!? 

 W杯2大会連続のベスト16進出を果たした日本代表で、今大会の最年少選手だった21歳のレフティは、グループステージの勝利を収めたドイツ、スペイン戦の2試合に先発出場。いずれもハーフタイムでの交代となったが、いずれも勝利に貢献した。ただラウンド16のクロアチア戦は発熱のため欠場を余儀なくされた。チームは優勝国2チームから勝利する結果を残したなか、久保個人としては、やや不完全燃焼と言える内容に終わった。

 久保は一旦日本に戻ったあと、先週末に2日間テレビに出演。12日に生放送で登場した日本テレビの『Going』では、今大会のエピソード、チーム内の人間関係など、興味深い“舞台裏”を語ってくれた。

 そのなかで前日に出演した34歳のキャプテン吉田が「ジェネレーションギャップ」を感じたことはなかったか。この際、言ってほしいと、久保にメッセージを残していた。

 すると13歳差という久保は、「一つだけちょっとありました」と明かしたのだ。

「(W杯期間中)チームがバスで移動する時、僕か堂安選手が音楽を担当することが多くて、僕ら若いので最近の曲を掛けたかったんです。でも、そうすると、バスの後ろのほうで座っている吉田選手や長友選手から『分からない』『タケ、チェンジ!』と言われました」

 そんなエピソードにスタジオは笑いに包まれた。亀梨和也さんから「確かに。懐メロとか絶対に違うでしょうね」、上田晋也さんから「久保選手にとっての懐メロなんて、我々にとって新曲ですから」と言われ、久保も笑みをこぼす。サッカーの面では年齢など関係なくても、年代でハマる曲が全く異なる現象は、日本代表チームでも変わらない“永遠のテーマ”となっていたようだ。

 一方、今回のチーム内で一番しゃべるのが久保だったということで、「それは事実だと思います」と意外な一面を明かした。

「僕が一番しゃべっていますね。誰とでも話せて、逆に何人かの先輩は面倒くさがっていたと思います。どんどん思ったことは聞きに行くようにしていて、そこで学べることは学べるようにしています」

 久保の所属するスペイン1部リーグのレアル・ソシエダはW杯の中断期間を終えると、すぐ公式戦に突入。日本時間12月22日5時(現地21日)からコパ・デル・レイでCDコリア、同1月1日0時15分(同12月31日)からはラ・リーガ再開となるホームでのCAオサスナ戦が組まれている。

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