長谷部誠がバルサ戦でスタメンか!フランクフルトのグラスナー監督が示唆、EL準々決勝第2戦
フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「長谷部誠を中央に、マルティン・ヒンターエッガーを右に移す選択肢もあります」
[EL 準々決勝 2nd] バルセロナ – フランクフルト/2022年4月14日21:00(日本時間15日4:00)/カンプノウ
UEFAヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグ、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが日本時間4月15日4時からアウェーで、スペイン1部FCバルセロナと対戦する。第1戦は1-1のドロー。フランクフルトの鎌田大地は先発濃厚で、さらに長谷部誠もリベロ抜擢の可能性が浮上している。
フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は試合前日の公式記者会見で、次のように決意を示した。
「準決勝に進むためには、勝たなければならないノックアウト方式の“決戦”です。それが可能である自信をファーストレグで持ちました。そのためには全ての面で、ファーストレグより少し良いパフォーマンスが必要です。一人一人が最高のパフォーマンスを発揮しなければ、チャンスはありません。ファンタスティックがより求められています。嬉しいのは、みんなが覚悟を決めていることです」
誰もが憧れるバルサと対戦できる。そのチャンスを指揮官も喜ぶ。
「誰もが、世界のベストチームと戦うチャンスを求めてサッカーをしています。私たちは純粋に楽しみにしています。だからこそ、さらに上を目指すという大きな目標を持ち、ここに来ました。難しいですし、やらなければならないことがたくさんあります。私たちは苦しまなければならないでしょう」
一方、長谷部の先発抜擢についても示唆した。
「個別メニューでトレーニングしていたジブリル・ソウには疑問符がつきます。最終的な判断は、木曜日に決めます。セバスティアン・ローデ、アルディン・フルスティッチと代役もいて、彼らはコンスタントに良い結果を残してきました。出場停止のトゥタも加わり、アルマミ・トゥーレも交代出場からよく頑張りました。長谷部誠を中央に、マルティン・ヒンターエッガーを右に移す選択肢もあります。私たちはそのような準備もしてきました」
そしてホームのバルセロナは、基本的にはゲームプランや戦術は変えてこないだろうと予想。「あるプランがあります。彼らが嫌がるところ、つまり自陣のゴール前で忙しくさせることが大事になります」と“バルサ対策”を講じる考えだ。
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