クリスチアーノ・ロナウドの目標は「映画俳優でハリウッド入り」!?サウジ移籍決定秒読みとも…
カタールW杯でのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド。(Photo by Michael Steele/Getty Images)
元チームメイト「サウジアラビアかアメリカへ行くだろう」。
カタール・ワールドカップ(W杯)ベスト8に終わり世界一の野望を達成できず涙を呑んだポルトガル代表のFWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、W杯期間にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を破棄してフリートランスファーとなり、現在新天地を探している。
スペインメディア『マルカ』は12月23日、元ポーランド代表マリウス・ニクラエ氏が『Digi Sport』で、スポルティングCP時代のチームメイトだったロナウドの様子などを語ったことを報じた。
17歳から18歳までロナウドがプレーしたスポルティングで、ニクラエ氏は9試合ともに戦っている。
「社交的ではありませんでした。私たちが彼をテーブルに誘って一緒に食事をしようとしても、彼はいつも自分の世界に閉じこもっていました」
「彼は一人でジムに行っていました。時々トレーニングのあと、みんなで食事に出かけましたが、彼は決して来ませんでした」
そのように10代にして、自身の価値観を築き、傍から見ると孤立していたというのだ。
そういった過去を踏まえ、ニクラエ氏は今回のマンチェスター・U退団、さらにポルトガル代表でもチームと一線を画していた様子について、「チームメイトが彼を受け入れられなくなっていったのだとと思います。ペペだけが彼と仲良しなんです。ブルーノ・フェルナンデスは彼を少し避けていましたね」と語っている。
そして「(ピアーズ・モーガン氏との)あのインタビューによって、マンチェスター・ユナイテッドを去ることが決定的になりました」と振り返り、ロナウドの今後について、「彼はアル・ナスルかアメリカを(移籍先に)選ぶと思います。私の読みでは、彼は映画俳優でハリウッドに行きたいと思っているのではないでしょうか」と、まさかのハリウッド俳優の道を予想していた。
37歳のロナウドはW杯で5大会連続ゴールという前人未踏の偉業を達成。しかし大会終盤はベンチスタートが続き、改めて株を上げることはできなかった。
これまで唯一、サウジアラビア1部アル・ナスルがロナウドに対し、年間2億ユーロ(約287億円)での2年半契約、一部では7年契約のオファーを出していると言われる。一方、ロナウドサイドはUEFA欧州チャピオンズリーグ(CL)に出場するクラブへ逆オファーを提示している。
果たして、Jリーグ勢ともAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で対戦する可能性のあるAFC(アジアサッカー連盟)加盟の中東での戦いを選択するのかが注目される。
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