久保建英が『開幕5分弾』!鮮やかなダイレクトシュートを突き刺す

逆サイドからのグラウンダーのクロスから一閃! レアル・ソシエダはジローナとドローも、さっそくMVP受賞。

[スペイン１部 １節] レアル・ソシエダ 1-1 ジローナ／2023年８月13日0:00（現地12日17:00）／エスタディオ・アノエタ

　スペイン１部リーグが2023-24シーズンの開幕を迎え、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がジローナFCとの一戦、開始５分に目の覚めるような左足のダイレクトシュートで先制点を突き刺した。試合は選手交代が続いたあと、後半に追い付かれて、1-1で引き分けた。久保はラ・リーガ選定のMVPに選ばれた。

　まさに電光石火だった。ハーフウェーライン付近での競り合いから、ボールを受けた左サイドバックのアイヘン・ムニョスがオーバーラップ。縦に一気に持ち上がると、逆サイドを上がっていた久保にグラウンダーのクロスを放つ。フリーで駆け上がった久保は、左足のダイレクトシュートでファーサイドを突き、鮮やかにゴールネットを揺らした。

　その後もホームのラ・レアルが主導権を握って、試合を進めていった。しかし72分、ウクライナ代表アルテム・ドフビクに同点ゴールを決められた。

　　そのあと久保は途中交代に。試合は1-1で引き分けた。

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　レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍して２年目の久保は、この日、4-3-3の右ウイングで先発出場。スタート時はカルロス、フェルナンデス、スペイン代表ミケル・オヤルサバルと前線を形成した。昨季４位で終えたラ・レアルは、今季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得している。