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【移籍】エムバペがパリSGに171億円の未払い金を要求。泥沼か…口頭合意にすぎなかったと主張

キリアン・エムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

4・5月分の給与も!? フランスプロサッカーリーグに申し立て。

 フランス1部パリ・サンジェルマンを退団しフリートランスファーで、スペイン1部レアル・マドリードに加入することが決まったフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)だが、パリSGと金銭面でひと悶着起きているという。

 また、エムバペの4月・5月分の給与も未払いであるとも言われる。

 エムバペは当初、パリSGから支払われる予定だった1億ユーロ(171億円)を辞退することで、2023-24シーズンのプレーがナーセル・アル=ヘライフィー会長に認められたと言われてきた。

 しかし6月22日に報じた『レキップ』によると、その金額がエムバペに支払わなければいけないと、エムバペの代理人弁護士がフランスプロサッカーリーグ(LFP)に申し立てたというのだ。

 1億ユーロのボーナス免除は口頭で話し合われていたものであり、正式な文書で取り交わされたものではない、というのがエムバペサイドの主張である。そのため受け取る権利があると主張しているのだ。

 給与の未払金もあるため、エムバペ側がより強硬姿勢になりつつあるようだ。このまま泥沼の争いが続くのだろうか……。

 25歳のエムバペはPSGで2023-24シーズン、自己最多となる44ゴールを記録。リーグ戦は27得点を決めて、6シーズン連続でフランスリーグの得点王に輝いた。そして今夏、2シーズン前に口頭合意を反故にしたレアル・マドリードに、事実上交渉が解禁される1月の段階で加入することを決断した。

『スカイ』によると、エムバパは1億ユーロの契約金を受け取り、年俸は税抜きで1500万ユーロ(25億7000万円)と見られる。契約期間は2029年6月まで。

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 選手としての年俸は他の主力選手とほぼ同等になる。しかしボーナスや肖像権の支払いなどインセンティブがその年俸を大幅に上回る契約内容になっている。

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