久保建英、大丈夫か…ヒザに手をつき、元気なく途中交代。3年連続開幕ゴールならず、レアル・ソシエダはラージョに1-2敗戦。スビメンディ意地の一撃
レアル・ソシエダの久保建英(左)。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
過去2シーズンの溌剌さ見せられず。次節はエスパニョール戦。
[スペイン1部 1節] レアル・ソシエダ 1–2 ラージョ/2024年8月19日(現地18日)/レアレ・アレーナ
スペイン1部2024-25シーズンの開幕戦、レアル・ソシエダはホームでラージョ・バジェカーノに1-2で敗れた。サッカー日本代表MF久保建英は先発出場し、3年連続の開幕戦ゴールが期待されたが、やや元気なく後半途中での交代を余儀なくされた。
久保は4-3-3の右ウイングで先発。臨機応変に左サイドな中央にもポジションを取り、攻撃の起点となる。ただ30分過ぎにドリブルで仕掛けた際に相手と接触すると、そのあとやや運動量が落ちる。そして前半終了の笛が鳴ると、ヒザに手をついて、苦しそうな表情を浮かべる映像が映し出された。
それでも後半にはカウンターを繰り出し、スルーパスからシェラルド・ベッカーのビッグチャンスを演出する。だがベッカーのシュートは枠を外れてしまった。
するとラージョに先制点を決められたあと、23歳のレフティは68分、アンデル・バレネチェアと交代を告げられた。
84分に追加点を決められたラ・レアルだが、アディショナルタイム、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCからオファーがあったものの残留を決断したスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、途中出場から意地のゴールを決めてみせた。だが、ここで試合終了……レアル・ソシエダは、まず1部残留確定を目標とするラージョに1-2で敗れた。
試合後にも久保は、背中あたりをさすりながら元気なく神妙そうな表情を浮かべる姿が映し出された。
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もちろんゴールが決まっていれば、まったく違う表情を浮かべていたに違いない。しかしレアル・ソシエダでの過去2シーズンの開幕戦で見せていたような溌剌さを見せられなかった。次節は日本時間25日4時30分から、RCDエスパニョールとアウェーで対戦する。