【東京V 2-1 鹿島】ポポヴィッチ監督「今日のレフェリングは良かったと思います」

夏の選手入れ替えとチャヴリッチの負傷離脱による影響や連係不足を敗因に挙げる。

［J1 28節] 東京V 2-1 鹿島/2024年8月25日18:03/味の素スタジアム

　J1リーグ28節、鹿島アントラーズは鈴木優磨がPKで90分に1点を返したものの、東京ヴェルディに1-2で敗れた。これでリーグ3試合未勝利に。

　鹿島のポポヴィッチ監督は試合後の記者会見で、この夏の選手入れ替えとアレクサンダル・チャヴリッチの負傷離脱による影響や連係不足を敗因に挙げた。

「夏に抜けた選手がいて、チャッキー（チャヴリッチ）が負傷離脱し、彼らによる前線の共通理解が深まっていたなか、新しく加わった選手が同じようにすぐ卒なく進めていくことは簡単ではありません。入ってくれた選手が慣れる、フィットするまで時間がかかるのは当たり前です。そのなかで結果と内容には波が出ます」

　一方、ボールの奪われ方には問題があったと嘆いた。

「今日のボールの奪われ方、取られ方は良くなかったと思います。相手がそういったところを見逃さず、そこからのプレー精度も高かったです。失い方がよくなかったです」

　改めて連係を高めながら、チャヴリッチの復帰を待つ形になる。ポポヴィッチ監督は続けた。

「チャッキーが出ていれば、彼が引き付けて、優磨が生きて、さらに周囲も空いて生きるという相乗効果が期待できます。新加入の選手が力を発揮するまで時間がかかります。一晩ですぐ上手くいくとは思っていません。

　ブレずにやっていきます。こうした試合で負けてしまうのは、我々の拙さが出てしまった部分がありました。課題を詰めて、次の試合に生かしたいです。

　選手はよく戦ってくれたと思います。交代選手を含め、全ては上手くいきませんでしたが、あきらめず勝点3を奪いに行く姿勢は見せてくれました」

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　そして前節はレフェリングへのやや不満を口にした指揮官だが、「後半戦に入ってですが、今日のレフェリングはよかったと思います」と語った。