×

中居正広さん引退、堀江貴文氏が驚いた多面性「刑務所の工場にいた4分の1が性犯罪者で…」

中居正広さん(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

『もう明日が待っている』では、「すごく仲間思いのいい人」の一面が描かれ――。

 元SMAPのメンバーであるタレントの中居正広さんが1月23日、自身の公式サイト『のんびりなかい』を更新し、芸能界から引退すると発表した。メッセージがまず会員向けに出され、そのあと、一般向けにも発信された。

 わずか1か月、スーパースターが一気に転落していった。出演していた全番組を降板し終了に。また一方で、コンプライアンスの問題を指摘されるフジテレビでは、CM(コマーシャル)放送を差し止める企業が相次ぐ事態が続いている。

 そんななか、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が同日、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で、「中居正広さん芸能界引退の件で感じたことをお話しします」と題した動画を公開。今回は人間の多面性について、刑務所での実体験を交えて話をしている。

 まず堀江氏は昨年12月に自ら主演したミュージカルの台本を手掛けた鈴木おさむ氏が、放送作家として並走してきたSMAPの20年間を追った小説『もう明日が待っている』を紹介。個性的なメンバーを中居さんがまとめていくなど、「すごく仲間思いのいい人」という一面などが描かれているという。ホリエモンはこの本を推奨している。

 一方、ライブドア事件を経て、堀江氏は1年9か月の間、懲役に服していた過去を振り返る。当時その刑務所内の工場にいる受刑者の約4分の1を性犯罪者が占めていたというのだ。

「全員が全員ではないですが、コミュニケーション能力の高い、ひと言でいうと普通にいい人が多かったです。なぜ、この人がそんな極悪非道な犯罪したのだろう? というような人ばかりでした」

「人間というのは、僕の知るこの人は、もっと良い人だ、優しい人だなど、もちろんそういう一面はあります。ただ、性のところだけ、女性からすると極悪非道という、対象者に全然違う顔を見せる人が結構いるんだという経験をしました」

 堀江氏はそのような衝撃を受けた過去を吐露している。

 もちろん中居さんが、どういったトラブルを抱えていたのかは分からない。その点もまた強調していた。

 そんななか、報道によると、中居さんが2023年6月に女性トラブルを起こした際にフジテレビの現場にいたという現・関西テレビの大多亮社長は、「(女性の被害について)非常に重い案件。ある種の衝撃を受けました」と語っている。

関連記事>>中居正広とフジテレビ問題、ホリエモンがタレコミ暴露「AKB48のロケ現場で…」

 この中居さんの決断により、多くの人が期待していたSMAPの復活も夢に終わってしまった。また、大きな心の傷を受けている被害者が、この中居さんの発表を受けて批判に遭うことだけは避けたいところだ。