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【ガンバ大阪】昨季スウェーデン1部13得点の大型FWデニス・ヒュメットに獲得オファー! 一度は断られたが…

ガンバ大阪のエンブレム。(C)SAKANOWA

すでに天津津門虎には拒否。

 J1リーグのガンバ大阪が2025シーズンに向けて、スウェーデン1部ユールゴーデンIFでプレーする、スウェーデン出身でトルコ国籍も持つFWデニス・ヒュメット(Deniz Hummet)の獲得を目指している。

 ヒュメットは1996年9月13日生まれ、スウェーデン・マルメ出身の28歳。トルコ国籍も持ち、トルコU-21代表でもプレーしている。身長189センチ。

 これまではマルメFF、トロワ、トルコのチャイクル・リゼスポルなどでプレー。そして2024シーズン、スウェーデンリーグでリーグで30試合・14ゴールと、レギュラーシーズンキャリア最多となる得点を記録した。『トランスファーマルクト』によると、ユールゴーデンとは2026年12月まで複数年契約を結んでいる。

 スウェーデンメディア『エクスプレッセン』は1月24日、ヒュメット獲得に向けて、まず天津津門虎足球倶楽部(天津タイガーFC)からオファーがあったものの、ユールゴーデンは昨年末までに拒否していたと伝える。さらに今年に入り、G大阪が1300万スウェーデンクローネ(約1億8500万円)の移籍金でオファーがあったが、条件を満たしていないとして断ったという。

 しかしG大阪は再度オファーを準備しているようだと報じている。

 そして同メディアはユールゴーデンのボッセ・アンデルソン・スポーツダイレクターが、新シーズンを前に残留が基本路線であり、このエースとともにクラブとしても結果を残したいという。しかし「適切なオファーがあれば応じる」と、交渉には臨む方針を示す。

 何よりヒュメット自身のキャリアの意向も、その動向に影響を及ぼしそうだという。

 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ → 名古屋グランパス)、アレクサンダー・ショルツ(浦和 → アル・ワクラ)ら実績を残してきた北欧路線が、関西でも火を付けるのだろうか。

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 ダワン放出が確定的のなか、課題とされてきた強化体制が一新されたG大阪が、ここに来て、一気に巻き返しを図ろうとしている。