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エムバペ、ヴィニシウス…『アス』紙は「星ゼロ」の最低評価、「唯一の希望は…」。CLレアル・マドリード、アーセナルに0-3大敗

アーセナルに敗れ、厳しい表情を浮かべるレアル・マドリードのエムバペ。写真:AP/アフロ

デクラン・ライスに「星三つ」の最高評価。第2戦は日本時間17日4時からサンチャゴ・ベルナベウで開催。

[CL 準々決勝 1st] アーセナル 3-0 レアル・マドリード/2025年4月9日(現地8日)/エミレーツ・スタジアム

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1戦(ファーストレグ)、アーセナルFCがレアル・マドリードに3-0の快勝を収めた。サンチャゴ・ベルナベウでの第2戦は日本時間4月17日4時から行われる。

 それぞれハイプレスには行かず、レアル・マドリードは大一番で見せる守備から入る形で静かな立ち上がりに。すると、スコアレスで折り返した後半の58分、70分とデクラン・ライスの衝撃の直接フリーキック弾2発――。

 ただ、第2戦のアウェーゲームに“余裕”などないことを知るアーセナルは、ここで安堵せず、75分、さらにミケル・メリーノが左足で値千金のダイレクトシュートを突き刺し、3-0としてみせた。

 スペインメディア『アス』は、レアル・マドリードについて「再び奇跡に懸けることになった」と、第2戦では何度も実現させてきた神がかり的なパフォーマンスを期待する。

「ヴィニシウスはこれまでにない憂鬱な表情を浮かべていた」「エムバペはチャンスでシュートを外しすぎている」「ロドリゴもノーゴールが続いている」と、このハイレベルになった試合での低パフォーマンスを嘆く。

 同メディアの三ツ星評価では、エムバペ、ヴィニシウス、ロドリゴの3選手はいずれも「星なし」の最低評価に。マドリードでは、ジュード・ベリンガム、ティボー・クルトワにチーム最高の「星二つ」をつけている。

「唯一の希望」として、要塞ベルナベウで第2戦を戦えることを挙げる。ただしエドゥアルド・カマヴィンガが試合終了間際の退場処分で出場停止になるなど、流れは悪い。「あのアドレナリンで満たされたスタジアムで、伝説の選手たちの手に奇跡は委ねられた。超常現象でアーセナルを倒すしかない」と、奇跡を誓う。

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 一方、アーセナルでは、ライスが「星三つ」の最高評価で、おおむね「星二つ」の高評価がつけられている。負傷中の日本代表DF冨安健洋は欠場している。