【浦和】『8秒ルール』も有効活用、GK西川周作「守るだけがゴールキーパーではない。上手く新ルールを利用しながら攻撃参加したい」
ポートランドでトレーニングを行う浦和のGK西川周作。(C)URAWA REDS
西シェフからうなぎが振舞われ英気を養う、「みんなペロッと食べていた」。
[米国クラブW杯 E組 GS1節] 浦和 – リーベル/2025年6月18日4:00(現地17日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)
J1リーグ浦和レッズのGK西川周作(Shusaku NISHIKAWあ)が6月16日(現地15日)、オンラインによる取材に応じて、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)初戦のアルゼンチン1部リーベル・プレート戦への抱負などを語った。
浦和はポートランドを拠点にトレーニングを行っている。レッズの守護神は「すごく気候と環境がよく、非常にいい練習ができて、ここまで順調に来ています」と頷く。
今回の遠征には西芳照シェフが帯同。試合2日前にはうなぎが振舞われて、「パワーをつけてくれというメッセージをいただいて、みんなペロっと食べていました」と英気も養った。むしろ「その食事のお陰で、食後にずっとみんなで話をしたり、キャンプ以上に一緒にいる時間がある」と、クラブの一体感もより高まっているという。
まずは、リーベル戦での一戦必勝に集中している。西川は「クラブとして一つになれている感が強まっていますが、これが勝っていくと、さらに団結力が強まっていくと思います」と、勝点3に結実させたいと思い描く。
日本時間の試合日が39歳の誕生日になる浦和のナンバー1は「(開幕のアル・アハリ 対 インテル・マイアミのように)キーパーの活躍で引き締まり、興奮する試合になります。90分の中で、2、3本絶対に止めないといけない場面が来ます。そこで止められるかによって笑顔で終えられるかどうか結果が変わってきますし、ゴールキーパーの存在価値を証明するチャンスだと思っています」と息巻く。
また、今大会からゴールキーパーが手でボールを持つ時間が厳密に制限される「8秒ルール」が採用される。その新ルールも、むしろ有効活用していきたいという考えだ。
「守るだけがゴールキーパーではないですし、上手く新ルールを利用しながら攻撃参加を含めてやっていきたい。ボールもJリーグとは少し違って、当たれば飛ぶし、当たらないと失速するという分かりやすいボールになっています。いいフィード一発でチャンスになるようなボールを、味方につなげられればと思います」
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浦和は現地16日、試合前日の公式トレーニングなどを実施。同17日にリーベルとの一戦に臨む。