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【浦和2-0福岡】小泉、明本の得点で快勝!「納得いかないジャッジはたくさんあったが…」と長谷部監督

浦和の小泉佳穂(天皇杯の富山戦より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リカルド監督は「全体的に見ればすごくいい試合」と満足する一方で課題も挙げる。

[J1 20節] 浦和 2-0 福岡/2021年6月27日/埼玉スタジアム

 J1リーグ20節、浦和レッズが小泉佳穂、明本考浩のゴールで、アビスパ福岡戦に2-0の勝利を収めた。浦和はリーグ2連勝。一方、福岡はリーグ3連敗で4試合勝ち星なし。

 長谷部監督は試合後、次のように課題を挙げた。

「いい時間は少なかったと思います。ここ最近何試合か、上手くいっている時間、上手くいったプレーがあり、そのプレーを自分たちで見つめ繰り返していきたいです。また新たにプレーの幅を広げるトライもしていますが、今日はなかなか出せませんでした。浦和さんの守備も良かったと思います。球際のところでは、私としては納得いかないジャッジがたくさんありましたが、審判が笛を吹かず流しているということは、ファウルではないというジャッジだと思うので、そこを自分たちは習い、球際で戦い、ルールにのっとり、もっと強く激しくプレーしていかないといけない。そう浦和さんに教えていただきました」

 一方、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は次のように語った。

「前半はすごく試合を支配できて、我々が望む展開ができたと思います。そのなかでゴールも取れました。よりゴールに迫った時に決め切ることが今後の課題だと思います。後半に関しては、相手が放り込んでくるのに対し、こちら側もそういった展開になり、ボールが行ったり来たりする展開になってしまったと思います。ボールをしっかり持てている時間はいいプレーができていたので、そこを伸ばしていくことが大事だと思います」

 3点目かと思われたPKは決め切れなかった。そこについてもプラスの点を挙げる。

「PKを奪うまでの崩しもよかったです。汰木とキャスパーの崩しもすごく良かったです。決められていれば得失点差でさらにアドバンテージを得られましたが、全体的に見ればすごくいい試合だったと思います」

 埼玉スタジアムはこのあと東京オリンピックの会場となるため、しばらく利用できなくなる。リーグの次戦は浦和が3日にアウェーでのベガルタ仙台戦、福岡は10日に同じくアウェーでの横浜F・マリノス戦が組まれている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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