×

【浦和】松尾佑介が起死回生のPK弾。リーベルに逆襲も…1-3で敗れる│クラブW杯

松尾佑介が起死回生のPK弾! 写真:AP/アフロ

レアル・マドリード加入決定、至宝マスタントゥオーノが先制点をもたらす。

[米国クラブW杯 E組 GS1節] 浦和 1–3 リーベル/2025年6月18日4:00(現地17日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)

 アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)第1戦、浦和レッズがリーベル・プレートとの一戦、0-2とリードされた58分に松尾佑介のPKによるゴールで1点を返した。しかしそのあと再びリーベルに決められ、初戦は1-3で敗れた。

 立ち上がりは両者ともに高い強度で激しいバトルを展開。12分、右サイドに張っていた、レアル・マドリードへの今夏移籍が決定している17歳の至宝フランコ・マスタントゥオーノが中央に持ち込みサイドチェンジ。マルコス・アクーニャの右からのピンポイントクロスに対し、飛び込んだファクンド・コリーディオにヘッドで叩き込まれ先制される。

 そこから浦和が徐々に挽回し、次第にリーベルゴールへ近づく。32分、マテウス・サヴィオのフリーキックに、マリウス・ホイブラーテンがダイビングヘッドで合わせてネットを揺らした。しかしオフサイドと判定されてしまう……。

 そして後半立ち開始早々の48分、浦和がいいリズムで主導権を握る。

 だが48分、ホイブラーテンのヘッドでのバックパスを狙われ、セバスティアン・ドリウッシに決められ、0-2とされてしまう。

 それでも、これでリーベルが強度を落としたところを、浦和は見逃さなかった。右サイドで主導権を握る金子拓郎がカットインで、ゴール前に仕掛ける。するとファウルで倒されて、浦和はPKを獲得。このキックを松尾が冷静に沈めて、1-2と1点差にした。

 浦和は71分に金子と長沼洋一を下げて、関根貴大、チアゴ・サンタナを投入している。

 だが、73分、アクーニャのコーナーキックに、マクシミリアーノ・メサがヘッドで合わせて、1-3と再び2点差に広げられた。

 浦和は80分、さらに松本泰志、荻原拓也を投入。最後に原口元気がピッチに立った。

浦和】クラブW杯 リーベル戦へ松尾佑介「引きたくはない、僕らはチャレンジャーなので」。ポイントは開始10分、“弱点”を見出せるか

 浦和は交代出場した選手がより効果的にパワーをもたらせず。1-3で敗れた。シュート数は13本(枠内7本)対12本(同6本)だった。