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【移籍】久保建英がアトレティコ・マドリードの「有力候補」の一人に! 『マルカ』が報じる

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

マンチェスター・Cのニコ・ゴンザレスも。しかし、シメオネ息子の控え!?

 夏の移籍マーケット終了が迫るなか、スペイン1部アトレティコ・マドリードが、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)を「有力候補」の一人として獲得を検討している。

 今回はスペインの老舗である『マルカ』が8月14日に報じた。アトレティコ・ユニバース(@atletiuniverse)がこの情報を引用し、久保とマンチェスター・シティのニコ・ゴンザレスの二人を「有力候補」として、獲得に動く可能性があるということだ。

 アトレティコの右ウイングは、ディエゴ・シメオネ監督の息子であるジュニアーノ・シメオネがレギュラーを担う。さらに元アルゼンチン代表の指揮官は、選手層を厚くしたい意向だという。

 パリ・サンジェルマンからの退団を希望していると言われる韓国代表のイ・ガンインも候補の一人だが、優先順位は低い。久保とイ・ガンインは移籍金の高さがネックになっている。

 また、アルゼンチン代表のナウエル・モリーナはセリエAへ、イングランド代表のコナー・ギャラガーはプレミアリーグへ売却される可能性が浮上。そうなると非EU枠の課題も解消される。

 アトレティコは右MFやトップ下でプレーするドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトに所属していたフランス代表FWエンツォ・ミロー(Enzo Millot)を獲得することが決定的だと言われてきた。しかし、ミローは一転、サウジアラビアのアル・アハリ・サウジFCを選択した。

 そのため、アトレティコは手薄な攻撃陣の補強が、マーケット終盤のテーマとなっている。

 久保には6000万ユーロ(約103億円)の移籍金が設定され、レアル・マドリードが実質50パーセントの権利を持っていると言われてきた。レアル・ソシエダがその額を減額すれば、久保の移籍の道も切り開かれると言われてきたが、果たして……。

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 ラ・リーガは今週末に開幕を迎える。レアル・ソシエダは日本時間8月17日4時30分から、バレンシアCFと対戦する。