京都府南丹市事件、「ブルーシート越え」を狙う必要はあるのか? 地上波テレビ・新聞報道にロザンが警鐘

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ユーチューブ『ロザンの楽屋』で

 お笑いコンビのロザンが4月17日、ユーチューブチャンネル『ロザンの楽屋』を更新し、京都府南丹市で起きた小学生の死体遺棄事件について言及した。連日大きく報じられるなか、警察の捜査や今後の裁判の行方を見守る必要があるとしつつ、報道の在り方に警鐘を鳴らした。

 事件は依然として捜査が続き、供述などから新たな情報が断片的に伝えられている。そうしたなかロザンは、学校や通学路の安全対策に言及。監視カメラの設置状況や地域による見守り体制の差に触れ、「学校の敷地内だけでなく、その周辺をどう守るかが重要になる」と指摘した。

 一方、より問題視したのが、報道の姿勢だ。憶測による情報の拡散について、「結果的に事実と一致したとしても、事実が出る前に語られたものはあくまで憶測であり、正しいやり方ではない」と強調。警察や学校の発表など、確認された事実に基づいて伝えるべきだと訴えた。

 さらに、警察が現場などで用いる“ブルーシート”をめぐる取材のあり方にも疑問を呈した。警察が何らかの意図を持って視界を遮っているにもかかわらず、その“先”を撮ろうとするカメラの動きに触れ、「それは報道の姿勢としてどうなのか」と問題提起した。

 ブルーシートは、証拠や関係者のプライバシーを守るなど、一定の目的があって設置されるものだ。それにもかかわらず、上空やその隙間からの映像を得ようとする行為について、「視聴者として“見たい”という感覚があるのも事実だが、その欲求に応える形で進んでいいのかは別問題」と厳しく指摘した。

 近年はドローンや中継技術の発達により、報道の手法が拡張している現状にも触れる。過去には災害報道で取材の過熱が問題となり、見直しが行われた経緯があるとし、今回の事件報道についても「どこまで踏み込むべきか、一定のルールや規制が必要になるのではないか」と提言した。

 今回、子どもへのインタビューなども行われていた。本来は現場周辺の子どもたちへの影響については配慮が欠かせない。報道環境が日常と大きく異なる状況を生み出すなか、「子どもたちのケアをどう守るかも含め、次の報道のあり方として考えていく必要がある」と語っている。

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