【移籍】「噂は読んだが…」バイエルンSDが伊藤洋輝のアヤックス移籍を否定。「現時点で何もない」「チームにいることを前提に考えている」
伊藤洋輝 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
公式会見でフロイントSDが明言。一方、サシャ・ボエは移籍交渉のため個別トレーニング
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンのスポーツディレクター(SD)クリストフ・フロイント氏が9月1日、DFBポカール1回戦のVfLオスナブリュック戦を前にした公式記者会見に、ヴァンサン・コンパニ監督とともに出席した。そこでサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF伊藤洋輝のアヤックス・アムステルダム移籍の噂について、「現時点で何もない」と否定し、「そもそも私たちのもとにいることを前提で考えている」と明言した。
伊藤を巡っては8月31日、複数のドイツメディアが、代理人サイドからアヤックスに売り込まれ、同クラブが守備陣の補強候補の一人として検討していると報じていた。
この報道を受けて記者がフロイントSDに、まずサシャ・ボエが前日のトレーニングに参加していなかった理由を質問。移籍交渉に進展があるのかを尋ねたあと、伊藤についても「アヤックス・アムステルダムが関心を示しているという情報が出ています。彼の状況はどうなっていますか?」と聞いた。
フロイントSDは次のように答えた。
「サシャについてですが、彼はフィットしています。ただ、ヴィニー(コンパニ監督)、サシャとも話し合ったうえで、移籍市場が閉まるまでの最後の1、2日間は個別にトレーニングすることを一緒に決めました。現在、いくつかの話し合いが行われているためです。ただ基本的には、彼はフィットしていて、トレーニングにも試合にも出られる状態です」
そして伊藤について、フロイントSDは移籍に向けた具体的な動きがないことを強調した。
「ヒロキについては、現時点で差し迫ったものは何もありません。私もその噂は読みましたが、現時点では何もありません。そして我々としては基本的に、ヒロキがチームにいることを前提に考えています」
フロイントSDは「Wir planen mit Hiroki eigentlich, dass er bei uns bleibt」と語っている。単に伊藤が現在チームに所属しているという説明ではなく、バイエルンが伊藤の残留を前提に戦力として考えていることを示す発言だ。
伊藤は2024年夏、VfBシュツットガルトからバイエルンに加入。現在の契約は2028年6月まで残っている。
移籍市場のデッドライン直前にアヤックス行きが浮上したものの、クラブの編成を担うフロイントSDが公式会見で、その噂を事実上否定した形だ。もちろん、アヤックスに限らず正式オファーが届けば話が一気に進展する可能性はある。
リーグ戦との連戦になるなか、伊藤はこのオスナブリュック戦で先発する可能性がある。
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