「ビーチバレーの苦労人」韓国代表シン・ジウンの“美貌”がアジア大会で注目を集める理由とは?
シン・ジウンのインスタグラムより
アルバイトなどを経て、一時は批判も受ける
愛知・名古屋アジア大会の女子ビーチバレーで、韓国代表のシン・ジウン(Shin Ji-Eun , 申智恩)が注目を集めている。台湾メディア『ナウ・ニュース』によると、シン・ジウンは9月24日にキム・ジョンアとのペアで女子D組第2戦に臨み、マレーシアのペアを破り、アジア大会初勝利を収めた。
シン・ジウンが注目されたのは、韓国で長年にわたり競技環境や支援に恵まれず苦労を重ねてきたからだという。
シン・ジウンはビーチバレーを始めてから8年間、パートナーを9人変更してきた。国際バレーボール連盟(FIVB)の大会に海外遠征する場合、航空券、宿泊費、エントリー費、コンディショニングなどを含め、1回の遠征で600万~700万ウォン(約14万~16万台湾ドル)ほどかかると明かしている。
大企業からの固定スポンサーがない時期には、スポーツ講師をはじめ、ハンバーガー店やカフェでもアルバイトし、遠征費を工面してきた。8年間、さまざまな仕事をしながら競技を続け、国際大会の舞台に立つための費用を準備してきたという。
もともとシン・ジウンは学生時代、インドアバレーの主力選手としてプレーし、韓国女子バレーのVリーグ新人ドラフトにもエントリーした。しかし、ドラフト前にビーチバレーに魅力を感じて競技を転向。2019年からFIVBのワールドツアーでポイントを積み重ねてきた。
一方、韓国ではビーチバレーの専用練習場も十分に整備されておらず、過去には練習場所を確保できず、漢江公園の公共の砂場にネットを張って練習したこともあったという。収入の保障がなく、競技生活から離れることを真剣に考えたこともあった。
それでも近年はSNSでの人気やメディアでの報道を通じて注目を集め、2024年には企業スポンサーを獲得。練習や海外遠征の環境も改善されていった。
また、シン・ジウンは過去にテレビ番組で、一部のネットユーザーから競技中の服装について「露出狂」などと批判されたことを明かしている。選手のプレーではなく、ビーチバレーで着用するビキニに対して外見や性別に関する書き込みが寄せられたということだ。
これに対してシン・ジウンは、国際バレーボール連盟(FIVB)は女子選手にビキニ着用を義務付けているわけではなく、砂の上での動きや暑さへの対応などを考慮して、選手自身が服装を選択していると説明。外見ではなく、選手が競技のために重ねている努力に目を向けてほしいと訴えた。
さらに2024年のパリ五輪では一時的に選手の立場を離れ、テレビ局から招かれてビーチバレーの特別解説を担当。自身の経験を生かし、韓国の視聴者に向けて解説もした。
それだけに今回の国際舞台での1勝は、特別な意味を持っていたという。
関連記事
【アジア大会】VARは準決勝から。日本代表が北朝鮮に苦戦もワンチャンス生かしンワディケ決勝ゴール。男子サッカー準々決勝
【愛知・名古屋アジア大会】北朝鮮代表団2人が日本への亡命を希望か「戻らないという意思を示した」韓国メディア報道
【サッカー日本代表】ベネズエラ戦スタメン予想。久保建英ら先発へ、全員ターンオーバーか。最前線は誰に!? 9/28(月)広島で開催




