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久保建英同僚の元韓国代表MFキ・ソンヨンがマジョルカの現在を伝える「少しガッカリ」

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

スペインデビューを果たした直後、リーグ中断に。

 スペイン1部リーグRCDマジョルカでプレーする久保建英の同僚である元韓国代表MFキ・ソンヨンが3月30日、クラブ公式サイトのインタビューに登場し、現在のマジョルカの様子と心境について語っている。コンディションを高めるなかスペインデビューを果たしたが、その直後に新型コロナウイルスの感染拡大に伴いリーグが中断したため、「少しガッカリしている」と本音を口にしている。

 ニューカッスルユナイテッドを退団してフリートランスファーになっていたキ・ソンヨンは2月にマジョルカに加入。そして3月7日のアウェーでのSDエイバル戦で、久保と代わって82分からピッチに立ち、2-1の今季アウェー戦での初勝利に貢献した。しかし、その試合のあとの週末、リーグは中断されることになった。

 今回のインタビューでキ・ソンヨンは、現在リーグ戦が中断されるなかで「練習をせず言えにいることはとても苦しいですが、何よりまずサッカーをする前に、健康でなければいけません。ルールに従わなければいけません」と心境を語る。

 妻と娘は韓国にいる。韓国でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いたものの、「家族は首都のソウルにいます。韓国は患者数が減少傾向に転じていて、むしろこちらのほうが深刻でとても心配してくれています」と言う。

 現在のマジョルカのトレーニング施設での合同練習はできずにいる。そのため、キ・ソンヨンや久保ら選手たちは、「個々のプログラムが与えられ、それを自宅で行っている」。

「私はマジョルカを、とても楽しんでいます。コンディションが上がってきていただけに、シーズン中断は残念でしたし、少しガッカリしました」

 そのように元韓国代表MFは本音を語る。

 スペインのプロリーグは、政府が健康に関して安全だと認めるまで再開を見送ることで、スペインサッカー連盟と合意。患者数の増加は抑えられてきたものの、政府は4月9日まで外出強化策をさらに強めている。

 マジョルカは7勝4分16敗(28得点・44失点)の勝点25で18位(20チーム中)。

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[文:サカノワ編集グループ]

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