【ハリー・ケイン】バイエルンの33歳エースがバロンドール獲得。伊藤洋輝とチームメイト、日本人所属チームからの受賞は史上初「仲間たちがいなければ実現しなかった」

ハリー・ケイン (C)MIdori IKENOUCHI

バイエルンからは45年ぶりの受賞。日本サッカー界にとっても大きな一歩に

 2026年の世界最優秀選手に贈られる「バロンドール」の授賞式が現地10月26日にイギリス・ロンドンで行われ、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケイン(Harry KANE)が初受賞した。バイエルンには日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)が所属している。

 33歳のケインは、レアル・マドリードのキリアン・エムバペ、FCバルセロナのラミン・ヤマルを抑えて栄冠を手にした。

 イングランド人選手の受賞は2001年のマイケル・オーウェン以来、25年ぶり。バイエルン所属選手としては1981年のカール=ハインツ・ルンメニゲ以来、実に45年ぶりの快挙となった。

 ケインは2025-26シーズン、バイエルンで公式戦通算61ゴール、イングランド代表で12ゴールを記録。クラブと代表の公式戦で合計73ゴールを決める圧倒的な成績を残した。

 授賞式でケインは、バイエルンのチームメイトに感謝を伝えた。

「みんな、そしてチームの仲間たちがいなければ、これは実現しませんでした。みんなが僕を刺激し、互いに競い合うことで、より良い選手になりたいと思わせてくれます」

 さらに、体調不良で療養中のヴァンサン・コンパニ監督にも「早く元気になってほしい。この受賞が少しでも力になれば」とメッセージを送った。

「バイエルンでプレーできることは光栄です。このトロフィーをミュンヘンに持ち帰れることをうれしく思います」

 そして今回、日本人選手が所属するチームからのバロンドール受賞者が誕生したのは史上初となった。

 過去には2019年、リオネル・メッシが受賞したバルセロナと安部裕葵が契約していたが、当時Bチームに所属していた。

 また2024年、ロドリが受賞したマンチェスター・シティでは、女子チームに長谷川唯が所属していた。

 普段からともに汗を流してきた日本代表DFのチームメイトのバロンドール獲得。ケインの言葉が物語るように、サッカーはチームスポーツ――。この受賞もまた日本サッカー界にとって、大きな一歩となったはずだ。

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