【トルコ紙】本当!? 香川真司が「ベシクタシュと基本合意」と報じる
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ドイツ側からのレポートはないが…。
トルコメメディア『ミッリイェト』、『ファナティック』、『カルタル・バシキ』などは7月17日、ドイツのブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントに在籍している日本代表MF香川真司がトルコ1部のベシクタシュJKへの完全移籍で「基本合意に至った」と報じた。「香川が間もなくトルコ入りして正式契約に至り、チームに合流する」と伝えている。一方、ドイツ側からのそのような報道は出ていない。「再交渉に入った」と言いとどめているメディアもある。実現すれば今年5月までの期限付き移籍をしていた香川が、正式にベシクタシュの一員になる。
記事によると、期限付き移籍満了を迎えたあともベシクタシュは香川サイドとコンタクトを取り続けてきたという。ベシクタシュはドルトムントに150万ユーロ(約1億9000万円)を支払う準備ができていて、「クラブで長年にわたって成功を収めてきた功労者でもあり、その条件を受け入れるだろう」と報じるとともに、香川には「3年契約(2年+1年のオプション)」を提示しているそうだ。
2020年6月までドルトムントと契約を結んでいる香川だが、クラブから事実上の戦力外の扱いを受け、新天地を探していた。これまでスペイン行きを第一希望にしているが正式契約までには至っていなかった。
日本代表の10番は始動後のドルトムントに合流すると、すぐさま練習試合のための遠征に帯同。するとアマチュアチームのFCシュヴァインベルグとの試合で約30分間プレーして1得点1アシスト(結果は10-0)を記録し、周囲を驚かせた。
すると15日からのアメリカツアーにもメンバー入り。しかし香川は結局この遠征には帯同しなかった。
このほかスペインリーグのレアル・ベティス、ヘタフェCF、セルタ・デ・ビーゴの3クラブが獲得を検討していると言われ、同国メディア『スター』はこのほど「ベシクタシュか、セルタか、香川は間もなく決断を下すようだ」とレポートしていた。
関連記事:山口蛍が感じ取る今迎える神戸の分岐点「下に行くのか、上へ行くのか」
[文:サカノワ編集グループ]