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フェネルバフチェが奥川雅也を獲得か「ザルツブルクの星を追う」

(C)SAKANOWA

トルコの複数メディアが伝える。プレーをチェックしてきたエルスン・ヤナル監督が直々に希望。

 トルコのイスタンブールを本拠にするメディア『SPORX』などがこのほど、オーストリア1部リーグのRBザルツブルクでプレーする23歳の奥川雅也の獲得に向けて動き出したと報じた。奥川のプレーをチェックしてきたフェネルバフチェSKのエルスン・ヤナル監督が、クラブに補強を進言しているということだ。

 フェネルバフチェは、長友佑都のプレーするガラタサライSK、香川真司が昨季所属したベシクタシュJKとともにイスタンブールをホームにしている、トルコのビッグ3と呼ばれるクラブの一つ。昨シーズンは2チームの後塵を拝して無冠に終わったが、2018年に就任した知性派指揮官のもと、2年ぶりのリーグ制覇を目指している。今季は7節を終えて3勝2分2敗で5位につける。ビッグ3の中では最高位。

 記事によると、1月の冬の移籍市場に向けて、ヤナル監督が挙げた「驚きの名前」が奥川だったという。両足を使いこなせて、攻撃的な複数ポジションができて、そして比較的若い選手――。その条件に見合う「ザルツブルクの星」奥川をこの1年間ほど調査してきたそうだ。

 奥川は1996年4月14日生まれ、滋賀県甲賀市出身。176センチ・66キロの左利きのアタッカーで、京都サンガF.C.の下部組織を経て、2015年にRBザルツブルクと契約。ドイツのホルシュタイン・キールなどにレンタル移籍し、今季ザルツブルクに復帰していた。今シーズンはこれまで、オーストリア1部リーグ6試合4得点・4アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合にも出場している。

 フェネルバフチェは半年間のレンタルでの獲得を希望しているという。現在グループステージ3位のCLの成績も、その動向に影響してくるだろう。果たして南野拓実の同僚でもある期待のアタッカーが、トルコに新天地を求めるのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:Fenerbahce SK is interested in Masaya OKUGAWA of RB Salzburg. 

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