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【日本代表 先発&展望】鈴木武蔵&浅野の2トップ、不屈のGK川島が抜擢。互角のベネズエラと真剣勝負

(C)SAKANOWA

右に原口、左に中島の4-4-2。重厚な攻撃陣がどのような相乗効果を生み出すか。

[キリンC杯] 日本 – ベネズエラ/2019年11月19日19:25/パナソニックスタジアム吹田

 キリンチャレンジカップ(親善試合)の日本代表対ベネズエラ代表戦がキックオフを迎えた。FIFAランキングは日本が28位、ベネズエラが26位。日本は鈴木武蔵ら国内組5人、GKに36歳のGK川島永嗣が5か月ぶりに先発に抜擢された。

 ベネズエラは来年3月に始まるカタール・ワールドカップ(W杯)の南米予選を控え、今回、ほぼベストと言えるメンバーが来日している。今回の国際Aマッチ期間、この日本戦のみしか組んでおらず、本気で臨んでくる。ベネズエラのラファエル・ドゥダメル監督は「これまで11試合の大半をアウェーで戦ってきました。『ワイン』という愛称で親しまれる私たちベネズエラ代表チームはとても成熟したチーム。来年3月からの予選を控え、明日は重要な一戦になります」と抱負を語っている。

 それに対し、日本は14日のカタールW杯2次予選のキルギス戦(〇2-0)を終えたあと、欧州組と国内組の9人を入れ替えた。そのなかで森保一監督は「キルギス戦のメンバー中心で戦う」と語り、実力伯仲の相手と対峙する。

 日本は4-4-2の布陣を採用。鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が最前線に入り、浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)がやや下がり目に2トップを組む。さらに中盤は右に原口元気(ハノーファー96)、左に中島翔哉(FCポルトが入る。強烈かつ個性的なアタッカー陣が揃い、どのような相乗効果を見せるか。

 鈴木に加え、橋本拳人、室屋成(いずれもFC東京)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)、畠中槙之輔(横浜F・マリノス)の国内組5人は、チームの突き上げを図るためにも、貪欲なプレーを見せたい。

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[文:サカノワ編集グループ]