浦和、横浜…4年連続タイトル男、李忠成が京都に完全移籍「目標はただひとつ!J1昇格!」
李正成(中央)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「J2で優勝し、再びJ1で皆様にお会いできることを目標に」
京都サンガF.C.は12月29日、横浜F・マリノスから李忠成を完全移籍で獲得したと発表した。
李は1985年12月19日生まれ、34歳。東京都出身。182センチ・73キロ。これまでのキャリアは、FC東京U-18 ― FC東京 ― 柏レイソル ― サンフレッチェ広島 ― サウサンプトンFC(イングランド・プレミアリーグ) ― FC東京(期限付き移籍) ― サウサンプトン ― 浦和レッズ ― 横浜FM。
2019シーズンは左橈骨骨折などケガにも苦しみJ1リーグ10試合・1得点を記録。通算成績はJリーグ332試合・79得点(J1リーグ301試合・71得点、J2リーグ31試合・8得点)、ルヴァンカップ55試合・16得点 、天皇杯18試合・5得点 、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)26試合・9得点。
浦和在籍時の2016年から4年連続でチームにタイトルをもたらしている(2016年ルヴァンカップ、2017年ACL、2018年天皇杯、2019年J1リーグ)。
李は京都の公式サイトで次のようにコメントしている。
「京都サンガに関わる全ての皆さん、横浜マリノスから加入しました李忠成です。
目標はただひとつ!J1昇格!
そのためにはひとつでも多くのゴールやアシストを決め勝利に貢献したいと思っています。
皆様の応援なくして目標達成はできません。
僕自身も全力で戦っていきます!
ともに頑張っていきましょう」
また、横浜FMのファンには次のようにあいさつをしている。
「横浜F・マリノスに関わる全ての皆様とともに素晴らしい1年を過ごせたことに感謝いたします。
また、クラブ4度目、自身初となるJ1リーグを制覇できたことは一生の思い出として心に残ると思います。
今年で横浜F・マリノスを去ることになりましたが、自分にとっての新たなチャレンジの場として京都サンガF.C.にお世話になることになりました。
J2で優勝を勝ち取り再びJ1で皆様にお会いできることを目標に頑張っていきたいと思っています。
短い時間ではありましたが皆様と過ごした1年は本当に幸せでした。
横浜F・マリノスのさらなる発展を願っています。
本当にありがとうございました」
新たに完成したサンガスタジアムで、たくさんのファンの心を掴むような、李らしい気迫のこもったゴールを一つでも多く決めてもらいたい!
関連記事:【浦和】杉岡獲得失敗の背景。積年の課題に「新陳代謝の効率の悪さ」
Topics:Tadanari LEE of YOKOHAMA F・Marinos to complete full transfer to KYOTO Sanga F.C..