本田圭佑が告白「あるクラブの買収に動いた」。新チームは斬新『多数決』でJリーグを目指す

フィテッセへの加入記者会見で抱負を語った本田圭佑。※フィテッセの公式ツイッターより(@MijnVitesse)

社会人チーム「One Tokyo」が発足、110人によるトライアウトを実施。

 元サッカー日本代表の本田圭佑が主体となって発足した新社会人チーム『One Tokyo』のトライアウトが1月24日、都内で行われた。本田によると約530人の応募から110人に絞ってテストが実施された。

 その会場で本田が取材に応じ、このクラブに懸ける思いを語った。動画サービス『Abema TV』で、その模様が無料で配信されている。

 本田はまず構想から今回の実現までの経緯を説明した。

「プロサッカークラブ経営には興味があり、ご存じのようにオーストリアで経験し、カンボジアでも、ウガンダでも携わっています。

 一方で、東京でクラブを作りたいと思っていましたが、なかなかタイミングが合わず、それが今になったということです。構想は3、4年ほど前から持っていました。あるクラブを買収しようと動いたこともありました」

 そのように”告白”した本田は続けて、なぜ「One Tokyo」なのか――理由を話した。

「ただ、いろいろ考えていくと、ゼロから作るのが一番いいのではないかという考えに至りました。というのもプロクラブは、お金持ちの人が娯楽でやっているイメージがあると思います。アメリカやヨーロッパのあらゆるクラブはそうですね。Jリーグの母体はだいたい大企業になっています。本当に地域密着で失敗しているケースはあるけれど、成功しているケースはない」

 そのように考えている本田自身はあえて、今は先頭に立つものの、次第にあまり目立たずに見守っていきたいという。

「スポーツクラブはみんなのものだと思っているので、全員が自分ごとで、本気で良くしていける、盛り上がっていける。そう思ったのが、このOne Tokyoを作ったキッカケですね」

 それぞれが「投票権」を持つことによってクラブ運営に携わり、チーム作りに関して、投票=多数決で決定していく構想を描く。スタートアップの段階のみ、本田がある意味『広告塔』になって世界へ発信していく。軌道に乗れば、「僕も皆さんと同じ、一票しか持たない」と、本田は説明する。

 なんとも斬新ではある。果たしてそのようにみんなから愛されるクラブに、そのうえでプロクラブになっていけるのか――。まずは東京都4部リーグからのスタートとなる。先は長い。本田とともにOne Tokyoの挑戦が始まった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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