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久保のライバル!?レアルが21歳「カカ2世」獲得へ調査開始

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

サンパウロのイゴール・ゴメス。バルセロナ、セビージャなども獲得を目指す。

 スペインメディアの『アス』はこのほど、スペイン1部リーグのレアル・マドリードがブラジル1部リーグのサンパウロFCに所属するブラジルU-23代表MFイゴール・ゴメスの獲得を目指していると報じた。トップ下を主戦場にする「カカ2世」で、レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英にとっては、将来のチームメイトであり、ライバルにもなってくるか。

 イゴール・ゴメスは1999年3月17日生まれ、ブラジル・サンパウロ州出身の21歳で、183センチ・73キロ。2019シーズンはブラジルセリエAで29試合・2得点・2アシスト、今季はリベルタドーレス杯で2試合・1得点を記録している。ゴールを奪える2列目のアタッカーで、「ニュー・カカ」、「カカ2世」など呼び声は高い。

 記事では「レアル・マドリードがサンパウロの『ニュー・カカ』イゴール・ゴメスを調査」と題して、このスター候補生を紹介している。レアルの他にも、FCバルセロナ、セビージャFCも獲得を検討し、オランダ1部リーグのアヤックス・アムステルダムはU-20ブラジル代表時代からマークしてきたと伝える。そして現在は「カカの進化版」として、ブラジルのマスコミから熱い注目を集めているという。獲得には5000万ユーロ(約58億円)の違約金が必要だとも伝える。

 ちなみにブラジル代表で10番を付けた経験もあるカカ自身は、イゴール・ゴメスについて「比較することは良くない、大きな重圧になってしまうから。ただ、自分のプレーを思い起こさせるところが随所にあるよ」と期待を寄せている。

 若手組のヴィニシウス、ロドリゴ、ヘイニエル、既存戦力のルーカス・バスケス、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、エデン・アザール、ガレス・ベイルやハメス・ロドリゲス……。2列目を務められるアタッカー陣は豊富というより余剰気味で、そこに来季イゴール・ゴメスも加わることになるのか。さらに、レンタル組の久保やマルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)も復帰することに!?

 乱戦模様と言えるが、ただ、そんな中で闘いに挑む久保を見てみたい気もするが――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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