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【日本代表】橋本拳人、ロシアの充実と激闘を物語る額の痣「試合後は傷だらけです」

パナマ代表戦に向けてオーストリアで練習する日本代表の橋本拳人。右のこめかみには痛々しい痣が――。(C)JFA/写真:日本サッカー協会

FC東京から移籍後初の招集、「ロシアで日本人としての誇りを持ってプレーしている」。明日パナマ代表戦!

 日本代表MF橋本拳人が11月11日、オンラインによる取材に応じて、ロシアに渡ってから初めて、そして約1年ぶりとなる代表チームの活動への意欲を口にした。

 FC東京から移籍したFCロストフでは、これまでロシアリーグ12試合(781分)・5ゴールを記録している。10月シリーズは、新型コロナウイルス対策でロシアの出入国の規制が敷かれていたため参戦できなかった。

 この夏、橋本はロシアに渡った当初のことを、次のように振り返った。

「最初は取れると思ったボールもなかなか取れず、フィジカル的な強さやスピードは、予想したよりも上でした。練習でも、なかなか良さを出せない時期がありました。ただ、そのなかでフィジカルコンディションを上げて、体を当てに行くタイミングや足を出すタイミングを少しずつ掴んでいきました」

 そして試合で結果を残すことでポジションを掴んでいった。大柄な選手が揃うロシアリーグである。試合を終えたあと体が痛いことも増えた? という問いに、27歳のバトラーは「それはメチャメチャあります。試合後は傷だらけですね。今もこうして顔に傷が入っていますけれど、肘が顔に入ったりもする、激しいリーグです」と笑って語った。

 ただ、豪快かつワイルドでありながらも欧州最先端の影響を敏感に受けるロシアリーグは、橋本にどこか合っている。だからこそ、さっそくフィットできたとも言える。そして、日本代表のことも常に意識してきた。

「ロシアでも日本代表を意識してプレーしてきました。僕自身初めての海外挑戦とあって、普段から日本人としての誇りを持って、ロシアでプレーしています。そして以前に比べて、日本代表に対しての責任感、プレーできる思いは増していると、自分自身でも感じています」

 ロシアで溜めてきた熱、そして日本代表へのパッション、いろいろな思いを青のユニホームを着てぶつける。そんな11月シリーズの2試合となる。

 日本代表は明日11月13日現地15時15分、日本時間23時15分からパナマ代表と対戦する。試合の模様はフジテレビ系列で生中継される。

日本代表の森保一監督と真剣に話し合う柴崎岳。(C)JFA/写真:日本サッカー協会
ランニングする日本代表の選手たち。(C)JFA/写真:日本サッカー協会
トレーニングする日本代表の久保建英ら。(C)JFA/写真:日本サッカー協会

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[文:サカノワ編集グループ]

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