柏FWオルンガ最後も伝説。移籍発表前にアル・ディハイル公式戦即先発デビュー

アル・デュハイルが発表したアル・サッド戦のメンバー。「26 OLUNGA」の名前が。※アル・デュハイルのツイッターより

首位アル・サッドとの天王山。キックオフ時に柏から公式リリース。

 カタール1部リーグ14節の首位アル・サッド対2位アル・デュハイルの一戦、まだ移籍の発表がされていないなかで(前)柏レイソルのFWマイケル・オルンガがアル・デュハイルの先発メンバーとして名を連ねた。そして試合開始の日本時間13日0時45分頃、柏からオルンガのアル・デュハイルへの完全移籍が正式に発表された。

 アル・デュハイルの試合開始前のスタメン発表。そこに背番号「26」オルンガ(OLUNGA)の名前が載っている。まさか同姓同名かという憶測も流れたが、やはりあの2020シーズンにJ1リーグ28得点を決めて、得点王とともに最優秀選手賞(MVP)を獲得したオルンガのようだ。

 するとちょうど試合開始の頃、柏から移籍の発表があった(中村航輔のポルティモネンセSCへの移籍も)。時差はもちろん、言語的にもコミュニケーションで難しさのある中東とあって、連絡の伝達の行き違いがあったに違いない。

 アル・デュハイルはカタール1部リーグ、9勝4敗(35得点・17失点)の勝点27で、アル・サッドから8ポイント差の2位につけていた。まさに天王山、むしろこの試合に向けて契約を結んだとも言える。

 また、ケニアのメディア『ナイロビ・ニュース』によると、アル・ドゥハイルは2020年7月に退団した、バイエルン・ミュンヘンやユベントスFCで活躍したFWマリオ・マンジュキッチの後釜を探してきたという。そして今回、オルンガに白羽の矢を立てたという。ちなみに過去には日本代表の10番、中島翔哉(現・FCポルト)も在籍している。

 月給は800万シリング(750万円)で、柏時代の倍以上になり、そこにゴール、勝利給などのボーナスも加算されるという。違約金は10億シリング(9億4200万円)に設定されていたとも伝えられる、ただ実際は約8億円あたりになったとも報じられる。

 オルンガは1994年3月26日生まれ、ケニア出身、26歳。193センチ・85キロ。2018年に来日し、2019シーズンはJ2リーグ30試合・27得点を記録、さらに2020シーズンはJ1リーグ32試合・28得点で得点王とMVPの個人二冠を達成した。

 さまざまな衝撃を与えてきたオルンガ。最後も移籍の公式発表を前に新天地デビューを果たすという伝説を作った。アル・サッドも面食らったはずだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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