【FC東京】GK林彰洋、踏み出した日々「復帰する時、さらに強くなって」

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FC東京林彰洋

サカノワスタッフ

キャンプ地の沖縄からオンラインで取材に応じてくれたFC東京の林彰洋。協力:FC東京

昨年11月に膝前十字靭帯と外側半月板を損傷、手術を経て――。「いかにこの状況をプラスにするのか」

 不屈の守護神――FC東京のGK林彰洋がこのほどキャンプ地の沖縄でオンラインによる取材に応じ、連日SNSでも公開しているリハビリに取り組む現在の心境、そして復活への当面のプランについて語ってくれた。一問一答形式で、むしろ大ケガを負う前よりも進化を遂げようとしている“東京の守り神”の声を届けよう。FC東京の国頭・糸満キャンプは明日13日、最終日を迎える。

――昨年11月に右膝前十字靭帯と外側半月板を損傷する大ケガを負い、翌月に手術を受けて全治6から8か月と診断されました。ただ同世代の選手が引退していくなか、林選手は復活を目指して、前向きに立ち上がりました。

「もうちょっとやらせてもらわないと。前十字靭帯を切って終わってしまった選手にはなりたくありません。同じように前十字靭帯をやってしまった、アマチュアを含めた選手が、希望を持てるように。完全復活して引退した中村憲剛さんとはまた違いますけれど、大きなケガをしても復活できるところを、僕は見せたいです」

――SNSで日々ヒザの状態やリハビリの経過をサポーターに報告しています。現在は先が見えてきた段階と言えますでしょうか、それともまだまだ先だという気持ちでしょうか。

「ケガをして1日、2日は『やってしまったんだ』と落ち込みに近い気持ちはありました。また、手術から2日間ほどは動くこともできず、ここからどうなるんだろうと、テンションは下がりました。しかし、そこからは、どこまでも落ち込んだところで、ここからの振る舞いが、自分に降り掛かってくるだけです。いかにこの状況をプラスにするのかが大事でした。何なら復帰する時にさらに強くなって、かつこの知識を得てケガを繰り返さないこと。そこに向けて、体重の増減、筋力の強度を上げることなど、考えることも多々あり、落ち込んでいる暇などなくなっていきました」

――このあとのステップは?

「自分のハムストリング(膝屈筋)をとって、それを(ヒザに)移植して再建する大きな手術を受けましたが、経過は順調です。時間が解決してくれる部分も少なからずあります。言い換えると、時間をかけなければいけないもどかしさもあります。そのなかで、いかにドクターが言ってくれたプランを、いい形で沿って進めていけるか。可能であれば、言われたプランよりも早く(復帰したい)、とは思います。かと言って、再度、負傷するリスクもあるので、そこは気持ちとは裏腹に慎重さを持って臨まないといけないですね」

――リハビリを小平で続けたあと、チームメイトが待つキャンプ地の沖縄入りをしました。仲間と一緒になったことでの気持ちの変化はありましたか?

「何より暖かい気候のなかでトレーニングできることに、純粋に喜びを感じました。一方で、完治までの目標を立てていた、そのプランへの意識を保つように心掛けています。他の選手がピッチでガツガツやっているのを見ていると、僕ももっとやれるのではないかと思ってしまいがちです。そこをコントロールしないといけないと自分自身に言い聞かせています。沖縄に来て仲間がいるなかでも、ある程度、自分の世界に入る部分を持ち合わせています」

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※JリーガーからJリーガーへ友人を紹介する連載企画『Jの輪』の林選手の記事は後日、掲載させていただきます!

[取材・文:塚越始]

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