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【Jの輪】GK林彰洋からパス。“琉球のベンゼマ”阿部拓馬が登場へ!

早坂良太(元札幌)→林彰洋(FC東京)。そして阿部拓馬が登場へ!(C)MARIKA │茉莉香

栗原勇蔵→兵藤慎剛→早坂良太→林→阿部、そして――。個性的かつそれぞれの価値観がファンにも共鳴を呼んできたタレントのライン。

 Jリーガーが友達を紹介するリレー連載企画「Jの輪」は明日3月4日、FC琉球の阿部拓馬が登場する。Jリーグでは貴重になった生粋ストライカーへと“パス”をつないだのがFC東京の林彰洋だった。

 栗原勇蔵→兵藤慎剛→早坂良太→林→阿部と、個性的かつそれぞれの価値観がファンにも共鳴を呼んできたタレントのライン。阿部から次へ、一体どのような展開が待っているのか!?

 早坂から林を紹介する際に印象的だったのが、二人がチームメイトだった2013年から16年の鳥栖での関係性だ。

 早坂は次のように語っていた。

「当時、鳥栖にいたメンバーは、みんなが家族のように一体となってやっていました。隣にいるチームメイトが苦しかったら助けようという空気が自然と流れていました。だから一緒にいたメンバーが活躍しているのを見ると嬉しいし、励まされてきました」

 そんな早坂の「独特かつ独創的な考え方を持っていた」という感性に惹かれた林は、同い年であり「常識」に捉われずにいた阿部にも大きく刺激を受けてきたと言う。

「(ドイツへの移籍など)みんなが思っている『妥当』と、彼が思っている『妥当』は異なっていた」

「サッカー界では『常識』が定かでないところもありますが、一般的なレールに乗るような感じではなかったので、それは僕も近いものがあると感じました」

 そして林は阿部のそんな思考が、プレーにも表れていたと話す。

「決して背丈のある選手ではないけれど、随所で良さを出せる。すごくサッカーが好きだなと伝わってくる選手です。一緒にいると、彼の良さ、考え方、いいところを吸収したいと特に感じました」

 阿部は直近のジェフユナイテッド市原・千葉戦で久々の出場を果たし、改めて存在感を示した。

 FC東京でチームメイトだったそんな林の言葉に、どのように応えるのか――。

※阿部選手の記事は3月4日夕方、配信予定です!

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◎イラスト
PROFILE 茉莉香 MARIKA イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。

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