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日本代表の齊藤俊秀コーチ「偽陽性」。JFAは今後、確定診断が出るまで記者発表を控える方針

森保一監督もほっと一安心。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

精密検査の結果、新型コロナウイルス「陰性」の確定診断に至る。チームには再合流せず。

 日本サッカー協会(JFA)は3月28日、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されていた日本代表(SAMURAI BLUE)の齊藤俊秀コーチについて、その後の医療機関による精密検査で陰性の確定診断を受けたと発表した。いわゆる「偽陽性」だった。

 JFAによると、齊藤コーチは3月21日、集合前検査で陰性反応だった。しかし翌22日の検査では陽性反応が確認されたため、チームを離脱して隔離されていた。その後、連携医療機関で精密検査を行った結果、「陰性」の確定診断に至った。

 この結果を受けて、日本サッカー協会は3月23日に保健所に提出した発生届の取消手続きを行い、27日に保健所にて承認された。

 齊藤コーチは通常の生活に戻ることが許可され、隔離も解除されている。なお齊藤コーチは、30日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表に臨む(19:30開始@フクダ電子アリーナ)今回の日本代表の活動には再合流しない。

 JFAは「引き続き、感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認を引き続き細やかに取り組むとともに、スポーツ庁や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」とコメントしている。

 また、JFA医学委員会アドバイザリー感染症専門医は次のように説明し、今後の方針を示している。

「検査前確率の低い集団にスクリーニング検査を実施すると、偽陽性が増えることは以前から指摘されており、無症状の集団に対してスクリーニングを積極的にする以上は、今回のような事例は避けられないものである。

 今回のようにスクリーニング検査の結果判定が困難な事例を積極的に抽出し、早期隔離する方が、感染拡大のリスクを厳格に低減できる。加えて、専門施設による確定検査を実施するほうが、より診断の確実性が高まる。ただし偽陽性における無用な混乱を避けるため、スクリーニング検査で陽性が検出された場合であっても、専門医療機関に精密検査を依頼し、その後確定診断が出るまでは、記者発表を控えさせていただくこととする。

 個人情報保護の観点からもご理解をお願いしたい。最後に、この新しい方針に合わせて、現在の関連マニュアルの見直し等を行う予定である」

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[文:サカノワ編集グループ]

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