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レアル・マドリードの未来予想図。久保建英がハーランド、カマヴィンガとチームメイトに?

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2022年から新陣容へ切り替わっていく!?

 スペイン1部レアル・マドリードが進める世界の有望な若手を中心にしたチーム作りは、このコロナ禍、どのように推移していくのか。スペインメディア『アス』は、2022年には、噂される20歳のアーリング・ハーランド(ボルシア・ドルトムント)、18歳のエドゥアルド・カマヴィンガ(スタッド・レンヌ)、さらにはレンタル組である19歳の久保建英(ヘタフェCF)らを組み入れた“新布陣”に切り替わっていくはずだと、そんな未来予想図を思い描いている。

 カマヴィンガに関しては、昨年の冬の移籍市場からすでにレアル・マドリードが獲得に向けて動いていると報じられてきた。カゼミーロ、ルカ・モドリッチ……ミドルゾーンの後継者探しは、白い巨人にとっても重大なテーマの一つである。

 一方、ハーランドに関してはあくまでも噂レベルに過ぎない。ブンデスリーガ22試合・21得点、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)では7試合・10得点と活躍し、その個の能力の高さは間違いない。ただトップ・オブ・トップのレベルでの活躍が未知数でもある。ジネディーヌ・ジダン監督は22歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペを評価しているだけに、クラブとしての優先順位付けも気になるところ。

 そして、レンタル組である久保やマルティン・ウーデゴール(アーセナルFC)、ヘイニエル(ドルトムント)も、そこに組み込まれる可能性がある、と同メディアは将来像を描いているのだ。

 こうした顔触れが揃った陣容は、確かに面白そうで見てみたい。もちろん現実的には、さらにそこにロドリゴ、ヴィニシウス、マルコ、アセンシオ、イスコ、エデン・アザールらもいるわけだ。加えて左利きのアタッカーであるハーランドが加わった場合、タイプは異なるものの、久保とポジション的に重なってくる。

 いぜにせよ、久保がヘタフェで目に見える結果を残せなければ、その争いに食い込むことは難しい。一方、日本代表レフティはレアル・マドリードと5年契約を結び、来シーズン3年目を迎える。すぐ結果が求められるレンタル移籍の難しさを痛感してきただけに、EU外の外国籍選手の登録数の問題が解決すれば、一度マドリードに戻り、腰を据えて勝負をすることも選択肢に入ってくるか。エル・ブランコの将来構想に久保が含まれているのもまた事実だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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