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ベンゼマが2023年までレアル・マドリードと契約更新へ。久保建英との共闘が叶う日は来るか――

レアル・マドリードのカリム・ベンゼマ。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)

スペインメディアが「ほぼ決定的」と報じる。

 スペインメディア『マルカ』は4月16日、スペイン1部のレアル・マドリードがエースストライカーである元フランス代表カリム・ベンゼマと2023年まで契約更新する意向であると報じた。契約はまだ正式合意には至っていないが、「ほぼ決定的だ」と伝えている。36歳になるシーズンまで、ロス・ブランコスを最前線からけん引する。

 記事によると、ベンゼマ自身がその契約更新に向けて、前向きであると明かしたということだ。2021-22シーズンまで契約している33歳のFWは、この早い段階で”前倒し”して未来を決断する。

 2009年からレアル・マドリードでプレーするベンゼマだが、これまでも契約交渉はスムーズに行われてきた。今回も基本的には、問題は起きないだろうと見ている。むしろ、レアル・マドリードはベンゼマからのクラブに対する提案や要望に、よく耳を傾けてきたそうだ。

 実際にベンゼマはこれまでの記者会見で2023年までプレーしたいと意向を示し、「会長が更新をしたいと思えば、私は扉を開いています」と話していたという。今シーズンはスペイン1部26試合・19得点・6アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)8試合・5得点を記録している。スペイン1部通算375試合・188得点。

 ただ、ベンゼマの故郷でありアカデミーからキャリアをスタートさせたオリンピック・リヨンも復帰を画策してきた。そのプランは先送りになるか、あるいは実現できないかもしれない。

 そして現在ヘタフェCFに期限付き移籍中である久保建英との共闘も実現なるか。ベテランのスーパーストライカーと前途有望なレフティのコンビ、一度ぜひ見てみたいが――。

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[文:サカノワ編集グループ]