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【浦和】関根貴大が語る西大伍と森脇良太の共通項「顔の大きさは違うけれど」

オンラインでの取材に応じた浦和の関根貴大。協力:セレッソ大阪

C大阪戦、多くのチャンスに絡むものの敗れる。右サイドの新たな“パートナー”との関係について。

[J1 10節] C大阪 1-0 浦和 /2021年4月18日15:03/ヤンマースタジアム長居

 J1リーグ10節、浦和レッズはセレッソ大阪に0-1で敗れ、4年ぶりのリーグ4連勝を逃した。GK西川周作が歴代最年少でのJ1リーグ通算500試合出場を達成。試合は数多くのチャンスを作ったもののモノにできず、コーナーキックからの丸橋祐介のゴールに沈んだ。試合後、関根貴大はオンラインの記者会見に臨み、「誰が試合に出てもやるべきことは変わりません。ベースを変えず続けながら、選手の良さを出せるようなシーンを作っていかないといけない。そこを積み上げられれば、チーム力は上がっていくと思います」と語った。

 関根は次のように課題も挙げていた。

「前半はいい形を何度も作れました。後半もいい形を作りながらゴール前のクオリティを上げていかなければいけないと課題に感じました。VARのチェックでけっこうな時間中断した際、そのあとに失点しているので、もう一度集中し直すところは、みんなで次に生かしていきたいです」

 高揚した気持ちと雰囲気が一旦クールダウンされるVARチェックや飲水タイム。そのあとの仕切り直しを、関根は今後のポイントとしていた。

 また、右サイドバックに西大伍が固定されたあと、関根の攻撃力がより生きるようになった。その関係性について、次のように語る。

「大伍くんの良さは先読みをしてポジションを取れるところ。サイドに開いたり、中間ポジションを取ったり、その動き出しが早いので、僕はそのギャップを突いてバランスを取り、上手い関係でできています。ボールの持ち方が上手なので、裏へ抜ける時と足元にボールを付ける時と、すごくやりやすさを感じます」

 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督時代、森脇良太がいた時の右サイドでの関係性と共通しているところがあるかと問われると、関根は「そうですね。上手さのところで、似ているところはあると感じます」と頷き、「顔の大きさはちょっと違いますけれど」と付け加えた。

 この日の関根はフリーのヘディング弾など決定機を逃してしまった。それだけに「今日全体で僕が一番シュートを打っていて、チャンスも回ってきていると感じていました。いい流れでシュートまで持っていけるシーンは増えてきています。次こそはしっかり決め切りたいです」と悔やみつつ、チャンスの数が増えていることについては前向きに捉えていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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