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【鳥栖2-1鹿島】弾けるパッションサッカーで鳥栖が逆転勝利!上位対決を制す

樋口雄太。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

山下敬大、樋口雄太のゴールで好調の鹿島を下す。

[J1 15節] 鳥栖 2-1 鹿島 /2021年5月22日/駅前不動産スタジアム

 サガン鳥栖が山下敬大と樋口雄太のゴールで鹿島アントラーズに2-1の逆転勝利を収めた。リーグ戦は2引き分けを挟み、3試合ぶりの白星、6試合負けなしに。一方、リーグ4連勝中だった鹿島は松村優太のゴールで先制したものの、相馬直樹監督のもと初黒星を喫した。

 立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わるなか、鹿島が先制に成功する。14分、土居聖真のスルーパスから松村のシュートがエドゥアルドに当たってディフレクションを起こし、ボールがポストを叩きながらもゴールネットを揺らす。

 しかし後半、ホームチームが再びギアを高めて、敵陣で試合を進める時間帯を増やす。そしていずれも左サイドを打開してCB犬飼智也を引き出し、50分に山下、79分に樋口と決めて2-1と勝ち越しに成功! 弾けるようなパッションサッカーで、鳥栖が好調な鹿島から鮮やかな逆転勝利を収めてみせた。

 樋口は試合後のヒーローインタビューで、次のように語った。

「本当にチーム一丸と戦えたことが、この勝利につながりました。先制されましたが、最後まで諦めず貫こうとハーフタイムでも話し合いました。(得点シーンについて)(仙頭)啓矢くんが本当によく見てくれていて、あとは蹴るだけのボールをくれたので、感謝したいと思います。チームが上へ行くためには落とせない試合。強豪との対戦がこれからも続きますが、自分たちのサッカーを貫き、サポーターの皆さんと勝利を分かち合いたいと思います」

 鳥栖は9勝4分3敗(22得点・7失点)の勝点31で3位をキープ。一方、鹿島は7勝3分5敗(26得点・18失点)の勝点24で暫定7位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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