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【日本代表】堂安律、久保建英とのバトルは「怖い」。長友佑都がU-24代表戦へ「一発逆転、みんな狙ってくる」

U-24日本代表戦へ抱負を語った日本代表の長友佑都。協力:日本サッカー協会

「日本代表同士のガチンコ対決になる」

[チャリティマッチ] 日本代表 – U-24日本代表/2021年6月3日/札幌ドーム

 日本代表のDF長友佑都が6月2日、翌日のジャマイカ代表戦の中止を受けて組まれたU-24日本代表戦に向けて抱負を語った。

「名前は『アンダー24』ですが、普通にみんな日本代表のメンバーです。日本代表同士のガチンコ対決になると思います。楽しみです」

 そのように長友は急きょ決定した兄弟対決の位置づけについて語る。出場した場合、堂安律、久保建英とマッチアップする構図になる。5月28日のミャンマー代表戦(〇10-0)に出場しているため長友の先発の可能性は低いと見られるが、その二人との対決について聞かれると、日本を支えてきた左サイドバックは次のように語った。

「堂安さんも久保さんも怖いです。すごく怖いです。という心理作戦でいきましょう。ちょっと、長友がネガティブになっているな、と。隙を見せながら、相手が狙って来たところをバチっと止めてみせようと。と言ったら心理作戦になりませんね。そういう形で行こうかと思います」

 実際ヨーロッパの舞台で生きのいい様々な若手と対決してきて、そこで酸いも甘いも知る34歳のディフェンダーは、この一戦に懸けてくる選手たちのハングリーさを実際に警戒する。一方、胸を貸すような心境でもある。

「(もしも抜かれたらいろいろ言われそうだが?)何を言われても長友は慣れているので大丈夫です。ただ、この試合で一発逆転を狙っている選手が確実にいます。オリンピック世代もそうですが、日本代表の中でも。ここでアピールしてレギュラーを狙ってやろうと、全員そうです。この1試合で序列が変わる可能性は多いにあり得ます。別に人から何を言われてもよくて、そのレギュラー争いの勝負では、絶対に勝ちたい。そこの部分は強く持って、守りたいと思います」

 挑戦の一戦――。堂安、久保対長友は、果たして実現するのか。あらゆる局面で、“一発逆転”であり序列を覆そうとする熱いバトルが繰り広げられる。

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[文:サカノワ編集グループ]