U-24ガーナ代表、濃厚接触者なし。再検査は全員陰性。5日の福岡・日本戦は予定通り開催へ
U-24日本代表の久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
日本到着時の検査で1人が陽性判定を受ける。
日本サッカー協会(JFA)は6月3日、5日に行われる国際親善試合・U-24日本代表戦対U-24ガーナ代表戦(@福岡県・ベスト電器スタジアム)について、予定通り開催すると発表した。新型コロナウイルス対策のため、試合は無観客で行われる。
この試合を前に、U-24ガーナ代表の1人から出国前検査では陰性だったものの、入国時の検査で新型コロナウイルスの陽性反応が認められた。その後、JFAがガーナ選手団への出国前および機内での行動についてヒアリングを行い、出国前にチーム練習を実施していないこと、同便で来日したスタッフや選手は機内でマスクを着用し一人ひとりが十分な距離をとって着席していたことなどのヒアリング結果を得た。また、JFA医学委員会、感染症専門医及び関係機関などの見解も踏まえて、「濃厚接触者はいない」との判断に至った。
また3日に行った検査でも全員の陰性が確認された。今後の代表活動は、バブルの形成(一般者との動線分離)、行動管理および検査の実施などの感染症対策を継続し、徹底したうえで、練習と試合の前に行われる検査で陰性が確認されれば、計画通り実施される予定だ。
5日に試合が行われる福岡への移動はチャーター便を利用。試合への出場は入国翌日から3日目の検査(試合当日)で陰性が確認されることが条件となっている。
JFAは「今後も関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、感染拡大防止と注意喚起に取り組む一方、関係機関の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」とコメントしている。
▼W杯アジア2次予選に臨む、モンゴル、キルギス、タジキスタンも無事入国
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選(兼AFCアジアカップ中国2023予選)に参加するモンゴル代表、キルギス代表、タジキスタン代表が6月3日、日本に到着した。各チーム、全選手・スタッフ問題なく入国し、それぞれのバブルに入った。日本代表とミャンマー代表を含めた5か国が、大阪での集中開催にて対戦する。
すでに最終予選進出を決めている日本は、7日にタジキスタン、15日にキルギスと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]