レアル・マドリードが「プレミアリーグ加入検討」の報道を全面否定。大激怒「日常を乱したいだけ」
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発端はラ・リーガの大型資金調達にあったが――。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードは8月14日、同国メディア『ムンド・デポルティボ』が発表した、「レアル・マドリードがイングランド・プレミアリーグに加入することを検討開始した」という報道について、事実無根であると全面否定した。クラブは「ただ日常を乱したいだけだ」と激怒している。
レアル・マドリードは公式サイトで、次のように発表した。
「当クラブがリーガ・エスパニョーラからプレミア・リーグへの移籍の可能性を検討していると『ムンド・デポルティーボ』紙が本日発表した情報について、レアル・マドリードは、全くの事実無根であり、あまりにも不条理かつ不可能であり、当クラブの日常をただ乱すことを目的としているものだと断言いたします」
そのように怒りを爆発させている。
ラ・リーガはこのほど、CVCキャピタル・パートナーズから27億ユーロ(約3490億円)の大型資金調達を発表。しかしリーガがあらゆる権限を手にできるこの契約に対し、レアル・マドリードは事前の協議が一切なかったとして、この合意を無効にするため、あらゆる法的措置を取ると発表していた。
するとラ・リーガのハビエル・テバス会長が、むしろレアルのフロレンティーノ・ペレス会長が強い影響力を生かし跋扈してきたことを批判するなど、泥仕合になっていた。
そうしたなかで報じられた今回の「レアル・マドリード、プレミアリーグ構想」。あるいはイタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガ入りもあるとまで触れられていたが……。レアルはそんなことはあり得ないと一蹴している。
レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英は今季、RCDマジョルカに2シーズンぶり二度目の期限付き移籍をすることが決まっている。
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[文:サカノワ編集グループ]