「1対1にしては…」長谷部誠が怪物ハーランドを語る。衝撃の開幕戦、自身2ゴールなどドルトムント全5得点演出

フランクフルト完敗、次節アウクスブルク戦へ「しっかり分析」。

[ブンデスリーガ１部 １節]  ドルトムント ５-２ フランクフルト／2021年８月14日（日本時間15日1:30）／ジグナル・イドゥナ・パルク

　ドイツ・ブンデスリーガ2021－22シーズン注目の開幕戦、アイントラハト・フランクフルトはボルシア・ドルトムントに２-５の完敗を喫した。日本代表MF鎌田大地と、元日本代表の長谷部誠はキャプテンマークをつけて揃って先発。オリバー・グラスナー監督の就任したフランクフルトは３-４-２-１を採用し、鎌田はシャドーで前半終了まで、長谷部はボランチで69分までプレーした。

　ドルトムントの194センチあるノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは圧巻の活躍を披露。自身２ゴールに加えて３アシストと全ゴールを演出してみせた。

　23分にショートカウンターからドイツ代表マルコ・ロイスが決めた先制点。長谷部はファウル覚悟でスライディングタックルに行ったが、21歳の怪物ハーランドはものともせず前進。そこからロイスへパスを通された。

　長谷部は試合後、次のように試合を振り返った。クラブ公式サイトにコメントが掲載されている。

「カウンターを食らいすぎ、全体的に明らかな敗戦を喫してしまいました。１対１、さらにパスの成功率も低く、特にボールを奪ったあと、すぐ失うことが多かったです。アーリング・ハーランドは１対１の状況ではほぼ止めることができない、そんなドルトムントの選手になっています。私たちはこの敗戦を分析して、来週ホームで迎えるアウクスブルク戦で多くを改善しなければなりません」

　そのようにハーランドの“別格”の存在感を口にしていた。

　フランクフルトは８月21日の２節、FCアウクスブルクと対戦する。

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[文：サカノワ編集グループ]