冨安健洋のアーセナル加入決定!久保建英も「いいね!」、背番号は…
冨安健洋の加入決定を伝えるアーセナルの公式インスタグラム。
アルテタ監督「冷静さを備えた万能型の強力なディフェンダーだ」と歓迎。
イタリア・セリエAのボローニャFCに所属していた日本代表DF冨安健洋(TOMIYASU Takehiro)が8月31日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに完全移籍することが決まった。長期間の複数年契約と発表されている。背番号は「18」。
アーセナルのテクニカルディレクターのエドゥー氏は「健洋のことは以前から注目していました。ボローニャと合意できて嬉しく思います。彼は我々のチームにとって重要な存在になっります」と期待を寄せている。
また、スペイン人のミケル・アルテタ監督は「健洋はセリエAと国際レベルでの経験が豊富。優れた守備力、高い技術力、ボールを持った時の冷静さを備えた万能型の強力なディフェンダーです。彼は我々のチームの重要な一員となるでしょう。国際試合から戻り、我々と合流することを楽しみにしています」と語っている。
その決定に、SNSでは日本代表のチームメイトでもある久保建英をはじめ加入決定からわずか1時間で13万人以上が「いいね!」を押して祝福している。
現地の報道では、移籍金は2000万ユーロ(約26億円)。オプション(ボーナス)として出場機会に応じて、さらに最大300万ユーロ(約3億9000万円)が支払われるという。
冨安は1998年11月5日生まれ、福岡県出身、22歳。アビスパ福岡の下部組織からトップチームへ昇格し、その後、シント=トロイデンVV(ベルギー1部)、ボローニャでプレーしてきた。セリエA2年目の昨季は31試合・2得点を記録している。
今回はトッテナム・ホットスパーFC、アタランタBCからもオファーがあったが、最後は現在最下位と低迷する名門アーセナルの守備再建のキーマンとして加わることになった。
日本代表に選ばれている冨安はこのあと、カタールでの中国戦に合流する予定である。
◆8/31移籍最終日『デッドライン・デー』◆
・堂安律はPSV残留。ホッフェンハイム、アウクスブルクと合意ならず
・鎌田大地のプレミアリーグ移籍は「不道徳なオファーない限り」なし
[文:サカノワ編集グループ]