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【サウジ戦 採点】柴崎ら3人に最低点「1」。冨安ら及第点4人。日本代表はW杯アジア最終予選2敗目

【MAN OF THE MATCH】フェラス・アル=ブリカーン(サウジアラビア)

5段階評価。解消されないノッキング、評価「2」が最多に。

[カタールW杯アジア最終予選 B組3節] サウジアラビア 1-0 日本/2021年10月7日(日本時間8日2:00)/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ(ジッダ)

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:サウジアラビア代表戦]
▼先発
GK
12 権田 修一 3
前後半のスーパーセーブで、サウジに向かっていた
流れを日本に一旦引き寄せた。それでも失点……“超決定機”を三本止めるのは至難の業だった。

DF
5 長友 佑都 2(▽90+1分)
南野が中央寄りに位置取り、長友が空いたサイドを活用する、という形は何となくできているのだが、そこから先が続かないまま。

16 冨安 健洋 3
安定感があり、パスによるアクセントも効いた。失点シーン、吉田ではなく冨安がカバー役だった場合、どのように対応していただろうか。

22 吉田 麻也 2
セーフティに深くラインを取っていたが、結果的に(暑さもあったとはいえ)、チーム全体がその“後ろ選択”を常に優先していた姿勢も、失点を招いた要因に。

19 酒井 宏樹 2
大迫への決定的なクロスなど、浅野が縦に突くことでできたスペースを活用。しかし、それが“狙っていた”のではなく、何となく流れからできていた印象。結果的に原口投入後、またもノッキングが起きていた。

MF
6 遠藤 航 3
最終ラインの前で何度もボールを回収。その安心感はあった。ただ、そこから次につながらず。

7 柴崎 岳 1(▽73分)
痛恨のミスパスが失点を招き、最低点「1」に。そこだけが敗因ではないが、相手の重圧に常に苦しんだ。

9 鎌田 大地 2(▽73分)
スルーパスから大迫の決定機を作る。最終予選3試合の中では最も良いパフォーマンスだったが、ゴールに直結する脅威もほしい。

10 南野 拓実 2(▽59分)
惜しいシュートを1本放つ。大外で余っている時間は多く、そこをチームとしても生かしたかった。

18 浅野 拓磨 3(▽59分)
縦への仕掛けでラインブレイクし、日本の突破口となった。とはいえ即興的で、チームとして、どのようにジャガーを落とし込むのか(結局、基本はクロッサーだったのか?)、意識が共有されていなかったのはもったいない。

FW
15 大迫 勇也 1
最終予選に入りボールロストが増え、確実に収まらなくなっているのは不安材料。森保監督はその理由をコンディションとしているが、果たしてそうなのか。

▼交代選手
MF
8 原口 元気 1(▲59分)
古橋へ惜しいクロスを放つ。しかし相手が嫌がるようなプレーを見せられなかった。

FW
11 古橋 亨梧 2(▲59分)
前線に変化をもたらしたが、足元なのか背後なのか、どこでパスを引き出したいのか、まだ周囲と呼吸が合わずにいる。

MF
13 守田 英正 ー (▲73分)
サイドに引き出されることも多く、加えてキック精度が低く苦しむ。期待された強度をもたらせなかった。

FW
21 オナイウ 阿道 ー (▲73分)
試合終盤はパワープレーに突入したため、一発を狙うしかなかった。

DF
20 中山 雄太 ー (▲90+1分)
投入後、原口を右から左にするなどチーム内の立ち位置を変えたが、相手を混乱させたり、困らせたりするまでには至らなかった。

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[文:サカノワ編集グループ]